状況判断で好転
いつもと違う自分自身の釣りでメンタルがやられかけたが、そこは私もただで終わらせたくはない。
オマツリが心配だった魚探を入れることにして、穂先もある程度の極小アタリを捉えられるようにFS275へチェンジ。仕掛けは自作のままでしばらく貫き通して、エサがえスピードを上げていく。
そしてかわらず竹谷さんと馬鹿話をしながらもだんだんと数を重ねていく。この時点で大会前に山中湖に1度練習にきておくべきだったなと猛省。
単発拾い釣りからペースUP
1番群れの入りがよさそうな場所の人は多点が止まらない状況だが、私は単発拾い釣りが多い。
だが私も我慢してひたすらにいつもながらに手返しペースを上げていくと、2点も増えていき周囲の状況からしてこれは追い上げが可能かもしれないと確信して11時で213尾となる。
努力が実り入賞圏内に
釣り座の良し悪しは仕方がないのだが、それをカバーしていかに入賞に入り込むことができるかどうかが腕の見せ所だろう。
私も竹谷さんとの笑い話もだんだん頭に入らなくなってきたころ、300尾突入となる。周囲も朝一ほど多点掛けしなくなってきており、周囲の話によると350尾~400尾あたりであれば確実に入賞圏内となると予想。
残り30分でどれだけ増やせるか
そして私の釣果も323尾となり残り時間でどれだけ増やせるかが入賞するための重要な要素となりそうだ。
そして私の釣り座もついに朝と同じポツポツとなるが、最終釣果は350尾となった。
運命の検量時間
釣行タイムリミットとなり船頭から終了の連絡。選手全員タックルをしまいつつもどうだった?など声が聞こえてくる。
私的には状況的にこれで入賞していれば今日やるべきことはやったと納得できるのだ。市倉さんや竹谷さん、周囲の釣り師の釣果を聞いてみるとやはり想定内の釣況だった。
そして各選手が検量しにスタッフのもとへ行く重量計測する。私の釣果重量は346gだが、はたして……。
上位入賞を果たし抽選会
湖明荘カップは、上位入賞の他にブービー賞、レディース賞、ジュニア賞、飛び賞、寸止め上位入賞と賞品抽選会がある。
貸切大会となるだけにやはり賞も多く、面白い大会だ。
そして私は、350尾346gの釣果で上位入賞となり『2大会連続で上位入賞達成』となった。
中でも特に印象に残ったのが、レディース賞TOPは『425gで大会2位』となり、ジュニア賞の亀井さんは164尾と大健闘だった。