東栄商会は12月16日に、北欧のブランド「ムーミン」を体現した新コンセプトのオフィシャルショップ「MOOMIN SHOP GINZA(ムーミンショップ ギンザ)」を、銀座インズ1(東京都中央区)の1階にオープンする。

店内は、ムーミンのアートに用いられたグリーンのカラーと、小説の挿絵やコミックスのインクを思わせる黒をアクセントに、物語の発祥であるフィンランドらしいシンプルでモダンな雰囲気が感じられる空間となっている。また、ムーミンの原作者であるトーベ・ヤンソン氏が“色”を大切にしていたことを伝えるべく、彼女が使用したカラーパレットをモチーフにしたオリジナルグッズを展開する。

店内には、ムーミンの原作小説や絵本、コミックスなど全60種類のムーミン関連の書籍を取り揃えたブックコーナーに、親子で座って絵本の読み聞かせが楽しめるキッズスペースを用意。北欧らしい鮮やかなカラーリングと大胆なパターンが可愛いインポートの子ども服や食器、国内でベビープロダクツをデザインするダッドウェイの木製玩具など、子ども用品を多数展開する。

さらに、ポスターやポストカードなど、原画の世界観をそのまま感じられるアイテムを多数展開するとともに、北欧からのインポートのムーミンアイテムを国内最大級の規模で取り揃える。加えて、焼き物やものづくりにこだわった伝統工芸品、世界を代表する食器ブランドとのコラボレーションなど、ハイエンドなムーミンのコレクションも販売する。

MOOMIN SHOP GINZA限定のオリジナル商品としては、ムーミンの絵本やコミックスの表紙などに使われている色を「MOOMIN COLOR(ムーミンカラー)」としてパレット化し、新シリーズ「ムーミンカラー」を展開し、「トートバッグ」(全5色・1320円、限定数は各色450枚)と、「ビスケットボトル」(ミルク・ココア・ミックスベリーの3種、1296円、限定数は各味330点)の2アイテムを用意する。

ほかにも、読み書きへの興味を刺激する特別なコレクション「MOOMIN ABCコレクション」から、MOOMIN SHOP GINZA限定品およびリアル店舗初登場アイテムなども取り扱う。

オープン初日・2日目となる12月16日・17日には、MOOMIN SHOP GINZAにて商品を5500円以上購入した人にオリジナルブックカバーを各日先着100人にプレゼントする。営業時間は11時~20時(当面の間)。このほか、12月16日からオリジナル缶バッジをプレゼントするムーミン公式SNSフォローキャンペーンも実施する。

MOOMIN SHOP GINZAは、Moomin Charactersの日本の代理店であるライツ・アンド・ブランズと「ムーミン」の使用許諾契約を交わした企業が展開するムーミンの新しいオフィシャルショップの第1号で、銀座初の常設店となる。
このほか、2023年春には、新しいオフィシャルカフェ「MOOMIN CAFE(仮称)」が渋谷にオープンする予定。さらに、限定商品が購入できる「ムーミン」のデジタル自動販売機、さまざまなアイテムを取り扱う雑貨ショップの出店も予定し、カフェは25年までに全国15店舗以上、自動販売機とショップはあわせて3年間で20店舗の出店を計画中という。
デジタル自動販売機の第1弾は、ムーミンのテーマパーク「ムーミンバレーパーク」の最寄り駅である西武池袋線 飯能駅に設置予定。ライツ・アンド・ブランズでは、23年以降に向け、「ムーミン」のスイーツ専門店の出店も計画中としている。



提供元・BCN+R
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