「見当」は浮世絵の作り方から

(画像=『FUNDO』より引用)
では「見当違い」の「見当」はどこから来たのでしょうか。
「見当」の由来
「見当」は江戸時代の浮世絵から生まれた言葉とされます。
版画で摺られていた浮世絵は、分業制により行われていました。
原画を描く人がいれば、絵を板に彫る彫師や、絵を紙に摺る摺師など多くの職人がそれぞれの仕事をまっとうすることで、ひとつの浮世絵が完成していました。
江戸時代中期には、多色刷りが発達したことで、色ごとの版木が複数必要となりました。
そこでそれぞれの版木ごとに、絵がずれないよう目印をつけたのです。
その目印を「見当」といいます。
そこから「見当」という言葉が広まり、「見当をつける」という言葉が生まれたとされています。
逆に、目印となる「見当」がずれることを「見当違い」と言うようになったのです。
「見当」と「検討」との違い
「検討」は、じっくり調べた上で考えることです。
「見当」は、目印の意味から大体の方向や方角という意味でも用いられます。
まとめ
「見当違い」は、憶測や判断が違うことをあらわす言葉です。
目標とする進むべき方向自体を間違っていることに対しても用いられます。
この言葉は、江戸時代に浮世絵を刷る際の様子から生まれた言葉となっています。
提供元・FUNDO
【関連記事】
・【恐怖動画】車から雪を取り除いていたら・・・数秒後に信じられない悲劇が発生!
・これだ!子供の時から食べたかったのは!お店で見つけた“とあるものの皮”が話題に!
・【だまし絵みたいな画像】あなたはこの画像の動物の正体がわかりますか?
・【奇跡的動画】シロフクロウを撮ろうと待ち構えていたら、想像以上に凄い動画が撮れた!
・これは激オコですわぁ・・・帰宅すると、二階の窓から注がれていた恐怖の視線が話題に!