アルミニウム合金を使った屈強なアルミケース『TR55』と、耐摩耗素材&防水インナー仕様のサイドバッグ『TR40』が、SHADから登場した。
アルミケース自体は従来からラインナップされていたが、新しく加わった『TR55』はヘルメットが2個収納できる55Lと大容量なモデルだ。
一方、『TR40』は軽量なファブリック素材の防水サドルバッグ。走りを重視したいアドベンチャーマシンユーザーに最適なバッグだ。
どちらもタフなツーリングに最適なモデル。どちらが自分の遊び方にあっているのか?
特徴を細かく紹介していこう。
世界中のライダーから支持を受けるスペイン生まれのSHAD
スペインのバルセロナで誕生したSHAD(シャッド)。バッグやバイク用シートを生産し、当初から高い品質で市場からの評価も高かった。後にBMWなどのトップケースの商品開発に特化したプロジェクトを始動し、SHADは世界的なバイク用リアボックスのブランドとして広く認知されるようになる。
現在では80ヵ国以上でSHADブランドが展開され、多くのユーザーに使用されているのだ。
容量55Lにして重量はわずか5.4kg!
アルミトップボックス『TR55』
SHADがラインナップするアルミケース「TERRA(テラ)」。丈夫で過酷な旅でも頼れる道具として世界中のライダーから高い支持を受けているのがこのシリーズだ。
これまでは容量48LのTR48が最も大きなモデルだったが、それを遥かに上回る容量55Lの『TR55』がラインナップに加わった。
フリップアップヘルメットを2個収納!
ブームを通り越して、カテゴリーとして完全に定着したアドベンチャーマシン。大きな車体と適度な重量から、風などの外乱に強く長距離でも疲れずに走り通すことが可能だ。これらアドベンチャーマシンにぴったりなのが、屈強なアルミケースだ。
特に『TR55』はトップケースのみで55Lの容量があり、フリップアップヘルメットを2個収納可能だ。
「こんなに大きなケースいらないでしょ?」と思うかもしれないが、一箇所に大容量詰め込められるからこそ、旅では非常に楽なのだ。
サイドケースだと左右に荷物を分ける必要があるが、この同容量なら一箇所にポンッと入れてしまえばOK!
トップケースだけなら車体の幅が広がることもないので、狭いところでの駐車や取り回しもスムーズだ。
また昨今人気のハンターカブやクロスカブでのツーリングにも効果を発揮。
リヤキャリアにこの『TR55』を装着すれば、荷崩れを心配することなく林道ツーリングを楽しめる。
濡れない汚れない!
『TR55』を始めとしたSHADのトップケースは、内部をほこりや水から保護するゴムで密閉されている。だからわざわざ防水バッグ等に入れる必要がないのだ。気軽に荷物を入れられるから旅の準備も簡単だ。
さらに、セキュリティを強化するためのプレミアムキーとシリンダーロックを備え、旅先でも荷物をガッチリと守ってくれる。
5.4kgと軽量な作りで扱いやすい
常にトップケースをつけっぱなしというユーザーよりも、駐車場の関係から必要なときに装着するユーザーのほうが多いのではないだろうか? その際でも重量5.4kgと大きさの割に軽いため、楽に着脱できる。またトップケースを装着したことによる重心位置の変化も最小限にでき、取り回し時にグラっとくる不安を抑えられる。
アルミ合金を使った『TR55』は、わずかに湾曲した側面を持つ革新的なデザインが特徴的で、その機能美あふれる造形からドイツの国際デザイン賞「ABCモビリティ・アワード 2022」 を受賞している。
詳細スペック
品番 | 27705902 |
参考小売価格 | 83,600円(税込) |
本体サイズ | H418×W570×D322(㎜) |
容量 | 55L |
耐荷重量 | 10㎏ |
対応メーカー | HONDA、YAMAHA、SUZUKI、KAWASAKI、KTM、DUCATI、BMW、TRIUMPH、MOTO GUZZI、BENELLI、他 |
材質 | アルミニウム合金(本体)、ステンレススチール(ロックシステム) |
仕様 | キャリア付きの車両(※一部取付不可のキャリアもございます。)もしくはSHADの既存トップマスターフィッティングキットに装着してご使用下さい。 |
フィッティングキット | トップマスターフィッティングキット |