間取り・空間使いの工夫
「1000万円以上部門」の最優秀賞は、ルーヴィスの「Ring on the Green風と光が抜ける緑に囲まれた家」。
活かしきれていなかった8つの開口の恩恵を、最大限受けられるような間取り・空間使いの提案。また、東京の住宅地の2階というデメリット(騒音や隣の建物との近さ)を解消する様々な工夫が見られる作品だ。
人々が集う庭となった駅前ロータリー
「無差別級部門」の最優秀賞は、ブルースタジオの「駅前ロータリーを歩行者の手に取りもどせ『ざまにわ』」。
同作品は、座間駅東口のロータリーを、人をピックアップする機械的な場所としてではなく、“人々が集う庭”として再編集。「ざまにわ」と名付けられたその場所は、また人々と街のつながりを生み出す場所として生まれ変わった。
リノベーションを考えている人は、今回の受賞作品を参考にしてみては。
(田原昌)