前回は、ポール・ゴーギャンの映画についてのご紹介をしましたが、今回はさらに、ゴーギャンの愛したタヒチをより深く知っていただくため、縁のある島々をご紹介します。
まずは、ポール・ゴーギャンのお墓がある「ヒバオア島」を含めた「マルケサス諸島」について知っておきましょう。12の島々からなるマルケサス諸島。そのうち、人が住んでいる島は6島で、2島は空港もない島です。
有人の6島は、ヒバオア島・ヌクヒバ島・タフアタ島・ウアフカ島・ファツヒバ島・ウアポウ島。日本人ツーリストに馴染み深いタヒチ島、モーレア島、ボラボラ島など「ソシエテ諸島」からマルケサス諸島まで、エアタヒチの国内線で約3時間半(リクライニング出来ず、椅子が固い為、日本の100円ショップなどで座布団やネックピローを持参することをお勧め)。シーズンが逆で、マルケサス諸島は今が乾期で30分の時差があります。
※「マルケサス諸島」は「マルキーズ諸島」と表現することもあります。
宿泊施設は「ヒバオア島」と「ヌクヒバ島」に集中していますので、これらの島について簡単にご紹介します。
ヒバオア島
ヒバオア島の見どころは、

ヒバ・オア・ハナケ・パール・ロッジのプールからの眺める絶景。湾を見下ろし、ミニ・マチュピチュの様な山を一望できます。アツオナ村のポール・ゴーギャン博物館はすべてレプリカですが、作品の数は多いのでなかなか見応えがあります。映画『快楽の家』を再現した建物も敷地内にあります。
ヒバ・オア・ハナケ・パール・ロッジ(Hiva Oa Hanakee Pearl Lodge)
住所:BP 53 - Taiohae - 98742 NUKU HIVA - MARQUISES
客室数:14
ヌクヒバ島
もうひとつのおすすめは「ヌクヒバ島」。

島全体の自然が雄大かつダイナミック。ホテル周りは少し洗練された雰囲気が漂うなど、見る場所によってかなり印象の変わる島です。

ケイカハヌイ・ヌク・ヒバ・パール・ロッジからはヨットが浮かぶ湾を望め、ヨーロッパのリゾートを彷彿させるような洗練された雰囲気が漂います。また、プールから眺める風景は本当に素敵です。
ヌク・ヒバ・ケイカハヌイ・パール・ロッジ(Nuku Hiva Keikahanui Pearl Lodge)
住所:BP 80 - Atuona - 98741 HIVA OA - MARQUISES
客室数:20