博多湾タチウオにも期待

また、最近は出船機会がないが、博多湾のタチウオも釣れだしている。博多湾タチウオといえば6~8月、梅雨から夏にかけてがシーズンというのは周知の事実だが、ここ2、3年は初冬から春に掛けても釣果がでており、博多湾の夏の風物詩だけでなく冬の風物詩にもなりつつある。

夏シーズンはジグ・テンヤともに楽しめるが、冬は基本的にテンヤに分がある日が多い。これからの季節はシケが多くなり、沖への出船が難しくなってくるので、シケの日に当たってしまった場合はタチウオで出船してみても面白いと思う。アベレージサイズは夏よりも遙かに良く、調子が良い日は指幅4~5本サイズのタチウオの数釣りも期待できる。

ワンポイントアドバイス

タチウオの場合はテンヤに分があると先述したが、テンヤに使用するエサもキビナゴやイワシだったりと、エサの種類で釣果が左右される日も少なくない。また、日によってはジグに分があることもある。ジグとテンヤはどちらが釣れているか、テンヤを使用する場合のエサは何が釣れているかなどを釣行前に確認しておくと安心だ。

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<週刊つりニュース西部版APC・岩室拓弥/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
エル・クルーズ
出船場所:箱崎漁港
この記事は『週刊つりニュース西部版』2022年12月9日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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