シーズン後半はルアーで

10月16日は岸和田一文字沖へ釣行。表層をミノーで探るが反応なし。ラパラでエソが釣れただけ。回遊待ちでジグをワンピッチで探っていると、ガツンとヒット。上がってきたのはツバス。1人で食べるならこれで十分と帰港する。

10月26日は泉南沖まで行くものの、ベイトがいない。潮も動かずあきらめていたが、舞洲沖(大阪北港)で食っていると情報が入る。ハマチのみで昼前に帰港。

11月3日は岸和田一文字内側でツバスがルアーで釣れた。まず青物はボウズがないのは嬉しい。

2022年の大阪湾青物(ブリ族)釣りを振り返る 当たり年だった?よく肥えたハマチ(提供:TSURINEWSライター有吉紀朗)

今季最後はノマセでゲット

11月20日は時化、雨の予報で岸和田一文字から沖には行かないと決めて出港。北東の風(陸風)なのでニガ潮らしい。まずベイトを探してウロウロしていると、放流したてのようなアコウ(キジハタ)が泳いでいる。

底層魚が上層まで逃げているのは底層の水が貧酸素の影響で、海水も澄んできている。これが青潮とか呼ばれており、時化るとおさまりそう。

2022年の大阪湾青物(ブリ族)釣りを振り返る 当たり年だった?浮いていたアコウ(提供:TSURINEWSライター有吉紀朗)

まだ今年は青物狙いでボウズはないので、目標を1匹と決めてベイトを探していると、イワシを見つけた。さっそくサビキ仕掛けを投入するが釣れない。泳いでいるのが見えるのに釣れない。引っ掛け(ギャング)では掛かりそうだが、釣りではないので止めておく(播磨灘のほうではエサのコノシロをキープするのにギャングシカケを使う)。

リアクションとか技を使っても避けられるので、ジグ単に変更。群れの中に入れてステイしているとググツときた。マイワシだった。泳がせ釣りのエサ用に3匹だけ取り込み、バケツに活かす。

前回ヒットした水深10m少しのポイントでイワシを鼻掛けにして投入。少しするとイワシが脅えているのがサオに現れる。それでもエソに狙われているのかツバスに狙われているのかわからない。そう思っていると、サオがグンと曲がる。水深10mでは走ってくれるので青物を確信。8号の太ハリスなのですぐ浮いてきたのはハマチ。タモ入れしていると雨が降ってきた。いいタイミングで納竿、帰港した。

今後の展望

今後水温低下とともに渋くなる青物だが、例年大阪湾泉南では2、3、4月以外は青物を狙える。12月も半ばを迎えシーズンは残り少ないが、ぜひ釣行して大きくなった青物の引きを楽しんでいただきたい。

2022年の大阪湾青物(ブリ族)釣りを振り返る 当たり年だった?青物の引きを楽しもう(提供:TSURINEWSライター有吉紀朗)

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<有吉紀朗/TSURINEWSライター>

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