フランスの腕時計ブランド「イエマ」から、1970年代初頭にフランス空軍所属のアビエーション・レスキュー・スイマーズのためにデザインされたスーパーマンモデルが復刻。
歴史に名を残すイエマ・スーパンマン・リファレンスナンバー24.11.17の復刻版を限定1000本のリミテッドエディションとして販売中だ。
1948年に創設された時計ブランド「イエマ」
創業当初から新たなジャンルとして需要が拡大していたスポーツウォッチに目を付け、「スーパーマン」、「ヨッティングラフ」、「ラリーグラフ」などブランドアイコンとなるモデルを次々と発表し、スポーツウォッチの分野でフランスを代表するブランドになった「イエマ」。その後、一時休眠を経て、現在は往年のモデルを復刻したヘリテージコレクションを展開している。
今回のモデルは1970年代初頭にフランス空軍の海難救助隊員たちに身に付けられたアイコニックなミリタリーダイバーズウォッチだ。
1970年代初頭、フランス空軍はイエマに1本の電話を入れ海難救助隊(SAR)に所属するアヴィエーションレスキュー救助隊員のための高性能ウオッチの製作を依頼したという。モデルとして候補にあがったのは、その堅牢性と耐水性990フィート/300メートルで当時よく知られていた伝説のモデル、スーパーマン・リファレンスナンバー24.11.17だった。
最初のコラボレーションから50数年後の現在に至るまで、多くのモデルがフランス空軍に採用され続けている。このことは、長年にわたりイエマ・スーパーマンモデルがユニークかつ実用的なフランスのミリタリーウオッチとして認知されていることを証明している。
限定1000本のリミテッドエディション
リューズには、イエマのアイコンであるベゼルロックシステムを採用し、フランス航空宇宙軍紋章を刻印。
316Lステンレススチール製のケースバックにはフランス航空宇宙軍の紋章が同様に刻印されている。一つ一つのタイムピースには、リミテッドエディションであることを意味する0001番から1000番までのシリアル番号が刻印。
製品番号0001番はフランス空軍海難救助隊員キャプテン、スチーヴ・スラック氏が隊員として生涯のキャリアを捧げた事に敬意を表し、公式に手渡されている。
シリアルナンバー付きで限定1000本。クリスマスが近いいま、ギフトにも最適だ。
(akihiro takeji)