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かつてヴィッセル神戸やセレッソ大阪でプレーしたブラジル人DFダンクレー(30)が、4か月以上の無所属期間をへて古巣復帰を果たしたようだ。13日、ブラジルメディア『グローボ』が報じている。
同選手は過去にポルトガル1部エストリルやフランスのRCランスなどでプレー。2019年から2年半にわたってヴィッセル神戸やセレッソ大阪に在籍すると、昨年6月にセレッソ大阪からアル・アハリへ完全移籍していた。
そのアル・アハリでは加入1年目の2020/21シーズンにリーグ戦ほぼ全試合でフル出場すると、2021/22シーズンもセンターバックの主力選手としてプレー。ただアル・アハリの2部降格やサウジアラビアサッカー連盟からクラブに対する罰金処分もあり、7月29日に退団。来年6月まで残っていた契約を解除することでアル・アハリと合意に達していた。
その後、本人は今年10月にブラジルメディア『ランセ』のインタビューに応じた際、新天地決定間近であることを告白。UAE1部所属クラブへの加入間近とみられていたが、実現には至らなかった。
『グローボ』の報道によると、ダンクレーはブラジル3部ECヴィトーリアへおよそ9年半ぶりに復帰したとのこと。先月末からトレーニングに参加しており、現在はブラジルサッカー連盟による選手登録を待つのみとなっているという。
同選手はアル・アハリで主力選手として活躍していただけに、まずは来季にむけて試合勘を取り戻すことが求められる。