カシオ計算機協力のもと、毎月、トレンドや季節、予算などといったテーマ別に“G-SHOCK(ジーショック)”の人気モデルを紹介する【月刊G-SHOCKランキング】。今回はメモリアルイヤーに向けた特別なG-SHOCKランキングをお届けする。
誕生40周年を迎えるG-SHOCK
来たる2023年はG-SHOCKにとって誕生40周年のメモリアルイヤーであり、この先、記念モデルのリリースやイベント開催など賑やかな年になるのは間違いない。そこで今回の「月刊G-SHOCK」でもメモリアルイヤーに向けた特別編をお届け。
40年間で膨大な数のモデルが生まれたG-SHOCKだが、その生みの親である伊部菊雄氏が特に思い出深かった歴代モデルをピックアップ。それぞれの印象を語ってくれた。
【伊部氏が選ぶ印象深いモデル/1位】G-SHOCK初号機“DW-5000C”

「開発に大変な困難がありましたので一番愛着があります」
【伊部氏が選ぶ印象深いモデル/2位】初代マッドレジスト“DW-5500C”

「G-SHOCKの第2弾となるモデルですが、大きすぎるという声が多かったため印象に残っているモデルです」
【伊部氏が選ぶ印象深いモデル/3&4位】MR-Gシリーズ初のフルメタル仕様モデル“MRG-10(左)”と“MRG-110(右)”(1996年11月発売)

「プロジェクト推進で苦労したということとプレミアモデルとしてのスタートができたことがうれしいモデルです」
【伊部氏が選ぶ印象深いモデル/5位】“GW-M5600”

「壊れにくい、止まらない、狂わない、という三拍子が揃っているからです。いま、とても便利に愛用しています」
なお伊部氏がピックアップしてくれたこれら歴代モデルはすでに生産終了となっているが、そのDNAを現在に受け継ぐモデルも多い。伝統を継承しつつも、機能面で大きく進化した傑作ばかりなので、あわせてチェックしてみてほしい。
【問い合わせ先】
カシオ計算機 お客様相談室(時計専用)TEL:03-5334-4869
構成◎堀内大輔(編集部)/文◎巽 英俊/情報協力◎カシオ計算機
DW-5000C ⇒ GMW-B5000TCC-1JRF
ORIGIN“DW-5000C”のスクエアフォルムを継承しつつ、外装をフルチタンにしたハイエンドモデル。日本製鉄が開発したチタン素材“TranTixxii(トランティクシー)”を採用。純チタンの約2倍の硬度をもち、鏡面仕上げが難しいチタン素材でステンレスに匹敵する美しい鏡面研磨を実現している。ダイアルの回路パターンもかっこいい。

■チタンケース(49.3×43.2mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ。21万4500円(2023年1月発売予定)
マッドレジスト DW-5500C ⇒ GG-B100Y-1AJF
瓦礫や土砂が山積・散乱するような極限の陸上での使用を想定したG-SHOCK“マッドマスター”シリーズの新モデル。

■カーボンケース(55.4×51.3mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ。5万3900円(2023年1月発売予定)
MRG-100/110 ⇒ MRG-B5000BA-1JR
初代モデルのDNAを継承しつつ、ブランドの最高峰としてディテールまでこだわったMR-Gコレクション。通常は一体成型されるベゼルを25ものパーツに細分化するなど、強度と仕上げの美しさを徹底的に追求している。

■チタンケース(49.4×43.2mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ。46万2000円
GW-M5600 ⇒ GW-M5610U-1CJF
DW-5000Cのデザインを継承している5600シリーズのマルチバンド6搭載モデル。初代のクラシカルな雰囲気をキープしながら、機能面も充実しており実用性が高い。

■樹脂ケース(46.7×43.2mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ。2万2000円
【問い合わせ先】
カシオ計算機 お客様相談室(時計専用) TEL:03-5334-4869
提供元・Watch LIFE NEWS
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