サンヨー食品は、最近話題の“ガチ中華”を再現したタテ型カップ麺の新シリーズ「真的中華(しんてきちゅうか)」を19日から全国発売する。あえて日本人の嗜好に合わせたアレンジをせず、家庭で手軽に本場中国のおいしさをそのまま味わえるようにした。
“ガチ中華”や“ディープチャイナ”をキーワードに、まるで中国に居るかのような本格的な中華料理が外食・内食産業とも話題になっている。今回商品化したメニューは2品。「鶏湯肉麺(じたんろうめん)」は、チキンのうまみをベースに五香粉をきかせ、独特な香りが特徴のコク深い塩ラーメン。具材はスープのうまみを引き立てる鶏肉そぼろ、シャキシャキ食感のキャベツなど。「香酸辣湯麺(しゃんさんらーたんめん)」のスープは、ポークのうまみをベースに醤油の味わいと酢の酸味を合わせ、豆板醤と花椒で辛みも楽しめる。中細のちぢれ麺とも相性抜群。コリコリした食感のきくらげが食欲をそそる。
パッケージは、中国の伝統色をベースにデザイン。金色の枠縁や花の装飾で中国感満載の世界観を演出した。またコンセプトを分かりやすく訴求するため、正面のロゴ「真的中華」の下部には「日本人向けにアレンジしない本場風のおいしさ」のコメントを入れた。2品とも麺50g、価格は214円(税別)。
提供元・食品新聞
【関連記事】
・活性化するベーコン市場 パスタ人気が一役 料理利用で
・「クノール」軸に下半期で勝負 提案力高めながら商品価値を提供 味の素執行役員 神谷歩氏
・コーヒー飲料 PETボトルVSボトル缶 各ブランドで容器戦略の違い鮮明に
・ビール類 夏行事激減で打撃も新ジャンル好調維持
・納豆 底堅い“生活密着品” 健康&巣ごもりで再び浮上