イオンモールは12月15日、カンボジアで3カ所目となる大型ショッピングセンター(SC)「イオンモール ミエンチェイ」の一部を先行オープンする。全面開業は2023年春を予定する。
同SCは首都プノンペンから南に約8kmの副都心エリアに位置する。当地では住宅やマンション、インターナショナルスクールなど多数の建設プロジェクトが進んでおり、将来的には人口の増加が見込まれる。
教育と娯楽を融合させた「エデュテインメントモール」をコンセプトとしており、3階部分に大型屋外公園、3階と2階を結ぶすべり台などを設置するほか、プノンペン芸術大学と連携したイベントを定期開催する。
核店舗となる総合スーパー「イオン ミエンチェイ店」の売場面積は約1万6000㎡で、食品スーパーとドラッグストア、ベビー・子供用品や玩具などを集積した「キッズリパブリック」などで構成される。
イオンモール ミエンチェイの敷地面積は約17万4000㎡、建物は3階建て(一部4階建て)で総賃貸面積は約9万8000㎡。約250のテナントが出店し、約3200台の駐車場を備える。
提供元・DCSオンライン
【関連記事】
・「デジタル化と小売業の未来」#17 小売とメーカーの境目がなくなる?10年後の小売業界未来予測
・ユニクロがデジタル人材に最大年収10億円を払う理由と時代遅れのKPIが余剰在庫を量産する事実
・1000店、2000億円達成!空白の都心マーケットでまいばすけっとが成功した理由とは
・全85アカウントでスタッフが顧客と「1対1」でつながる 三越伊勢丹のSNS活用戦略とは
・キーワードは“背徳感” ベーカリー部門でもヒットの予感「ルーサーバーガー」と「マヌルパン」