スマホが熱いときの対処法
本体の熱を放置しておくと、内部の精密機器が壊れることがあります。大切なスマホを長く使い続けるためにも、どのような対処をしていけばよいのかチェックしていきましょう。適切に対処していけば、正常の状態へと改善できるようになります。
対処法①:充電を中止する

もし、給電している間に異変を感じた場合は、早めに充電を中止してください。異変が起きているのにケーブルを繋ぎ続けていると、さらに発熱が進み、内部の精密機器が故障する可能性が高まります。充電ケーブルを電源から抜き、冷めるまでしばらく置くようにしましょう。
対処法②:バッテリーを交換する
すぐに充電がなくなってしまう状態なら、バッテリーが劣化している可能性が考えられます。劣化したバッテリーを交換しましょう。使用しているキャリアなどに連絡をして、バッテリーを交換する旨を伝えてください。きちんと交換できれば、すぐに熱くなるのを防げます。
対処法③:アプリを終了する

充電してないのに異変が起きてしまう理由の1つとして考えられるのが、複数アプリの起動です。アプリ画面を立ち上げたままであれば、終了させてください。特に容量の大きなアプリは、優先的に終了させるのがおすすめです。こまめにアプリの起動を終了させておけば、バッテリーの劣化も防げます。
対処法④:画面の明るさを下げる
画面の明るさ調整も、本体をクールダウンするのに効果的な方法です。容量の大きいアプリを起動させたり、長時間動画を再生したりする場合は、画面の明るさを少し下げてください。画面の明るさを下げることで負荷が減り、発熱状態を改善しやすくなります。
対処法⑤:スマホケースを外す

フリー写真素材ぱくたそ 通常の場合、スマホの内部に熱が溜まった時は外部へと放出されます。しかし、熱伝導率の悪いスマホケースを取り付けていると、効率的に熱が放出されないことがあるので注意が必要。スマホケースを外し、内部に溜まった熱を逃すようにしてください。
対処法⑥:キャリアやメーカーに連絡
どのように対処しても改善しない時は、早めにキャリアやメーカーに連絡をしてください。専門家に相談することで、正しい対処方法を教えてもらえる場合があります。ただし、連絡をする時は熱くなったスマホではなく、他の電話を使った方が安全です。
スマホが熱いときの注意点
もし、スマホが熱くなると、ついつい慌てて間違った対処をしてしまうことがあります。しかし、間違った対処をすると故障の原因になるため気をつけましょう。異変が起きたときに意識しておきたい注意点をご紹介します。
注意点①:保冷剤はNG

どんなに熱くなっても、保冷剤の使用はNGです。保冷剤を使って冷やすことで、内部に結露ができやすくなります。保冷剤の影響で内部に水が溜まり、精密機器が故障してしまうため、気をつけましょう。保冷剤を使うのは避け、他の方法で冷ますようにしてください。
注意点②:防水機能があっても水は使わない
防水機能を備えた機種だと、水を使って冷やしたくなりますよね。しかし、防水機能があったとしても水は使わないようにしてください。保冷剤と同様に、内部が結露して精密機器の故障の原因になることがあります。