埼玉県さいたま市にある丸堀は農業用の溜め池で周囲は700mほど。ゴルフ場に隣接しており、近くには高校のグラウンドなどがあるが、大きな道路に隣接していないため静かな釣り場。アベレージ尺1寸~尺2寸で40上も珍しくない。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース APC・若松恵治)
丸堀の概況とポイント
釣り場は愛好会で管理されており、北岸・南岸ともにいくつもの既設釣り台が設置されている。
![今週のヘラブナ推薦釣り場2022【埼玉県・丸掘】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/12/20221202hr0205.jpg)
北岸は3人から4人用の台が6~7台と8人用の台が1台ある。南岸は3人から4人用の釣り台が数台と、1人用の台が数台。両岸とも、30人前後は入れる。
水深は最深部が3mほど。「山」と呼ばれる西側のポイントは1.5m前後と浅くなる。また東側にある歩道橋のすぐ前も浅く、春先の乗っ込み時に人気がある。
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放流は埼玉南部漁協によって毎年おこなわれている。そのため魚影はそれなりに濃いのだが、大型の地ベラがメインとなるためか、時期によってはかなり難しい釣り場だ。夏期のいい時などは、40枚や50枚なんて大釣りも可能だが、冬期はオデコも当たり前。夏期でも混雑や状況次第では釣れなくなる。
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この釣り場の特徴として、必ずではないのだが「雨の次の日は釣れない」とよく言われている。逆に雨が降っている最中はよく釣れるのだが、これは人災がないということも大きいと思う。
尺上は当たり前で、40cmオーバーも珍しくはないので、手軽に良~大型ベラを釣りたい人にお勧め。
その他の注意点
ゴミの持ち帰りはもちろんだが、各釣り台にはホウキが用意されているので、納竿後は使用した釣り台を軽く掃いておこう。また1人2人で人数以上の場所取りは禁止されている。トラブルの元にもなるので注意していただききたい。
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釣り方とエサ
12月の上旬は、まだ底釣り一択とはいかない。まだ宙のセット釣りもいいだろう。
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宙釣りなら竿は12尺前後を基準とし、状況に合わせて15尺竿くらいまで用意。もちろん並びの釣り人にも配慮して使用してほしい。釣り方は力玉などを食わせにしたウドンセットが無難だろう。仕掛けやエサなどはあまり難しく考えず、普段から使用しているもので問題ない。
底釣りに関しては、竿は18尺程度まで用意しておけばまず問題ないと思う。長竿が振りやすい北岸の年金台などは21尺竿まで振る人もいるが、ポイント次第で竿が長すぎると逆に浅くなる場合もあるので注意が必要。
底釣りも仕掛けやエサは特別なものはない。エサは、バラケにグルテンのセットや両グルテンでいいだろう。ただし厳寒期は段差の底釣りも実績があるので、バラケや食わせは用意したほうがいい。
<週刊へらニュース APC・若松恵治/TSURINEWS編>
丸堀
入釣料:¥400(現場徴収)。釣り台必携。
問い合わせ:埼玉南部漁協 TEL=048(642)5706