あなたはゲームを何のデバイスでプレイするだろうか。近年ではパソコンやスマホでゲームをプレイできるようになり、特にスマホゲームが飛ぶ鳥を落とす勢いで拡大している影響か、ゲーム機を生産するメーカーも少なくなった。しかしそんな流れの中でパソコン用ゲームのプラットフォーム「Steam」の運営会社が公式の携帯ゲーム機を開発。日本での出荷日を公表したので紹介しよう。

「Steam Deck」は12月17日に日本に出荷予定

Valve Corporationは自社が運営するSteamの専用携帯ゲーム機「Steam Deck」を12月17日より日本に出荷することを発表した。Steam Deckはもともとパソコン向けに配信されていたゲームサービスであるSteamを手軽にプレイできるように開発された携帯ゲーミングデバイスだ。価格は税込で64GBが59,800円、256GBが79,800円、512GBが99,800円で、12月17日までに予約すれば送料が無料になるキャンペーンを実施中。携帯ゲーム機としては価格設定が少々高めだが、これまではパソコンや一部のタブレット端末でしか遊べなかったSteamのゲームを、公式が開発したゲーム機でプレイできるのはやはりプレイヤーの興味を惹くだろう。

Steam Deckでは各種ボタンやスティックなどに加え、画面は7型のタッチスクリーンでタイピングやスワイプが可能。解像度は1,280×800ドット。左右のスティック下にあるトラックパッドを使用することで、携帯型デバイス用に設計されていないゲームもプレイできるようになった。デバイス自体を動かして視点変更などができるジャイロ機能と合わせて、より直感的な操作が可能となっている。

公式のドッキングステーションもあわせて予約開始

Steamユーザー待望の「Steam Deck」が12月17日から出荷開始!
(画像=(Image:Mr.Mikla / Shutterstock.com) トラックパッドでFPSなどの反射神経と速さが求められるゲームにも対応,『オトナライフ』より 引用)

Steam Deckは独自のSteam OSを搭載しており、パソコンで作成したアカウントでログインすれば、パソコンでプレイしていたときと同じライブラリが表示される。当然Steamの機能はすべて搭載されており、Steamストアやチャット、コミュニティ。Remote Playなども快適に使用可能だ。

本体端末に接続するドッキングステーションもあわせて予約開始。USBポートが3つにDisplayポート、HDMIポートなどを備え、さまざまなモニター、テレビ、コントローラなどの周辺機器に対応。サードパーティー製商品との互換性もあるとのことで高い拡張性を誇るようだ。

Steamでは過去に別メーカーのゲーム機で発売されたソフトはもちろん、Steamでしか配信されていない人気ゲームも多数あり、コアなゲーマーだけでなく、ライト層のユーザーも少なくない。Steamで気になるソフトがあってもパソコン用であることが懸念点になっている人は、Steam Deckに初期投資してみるのも面白いかもしれない。

※サムネイル画像は(Image:「Steam Deck」公式サイトより引用)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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