朝日新聞社は、2023年3月期中間決算を発表しました。連結の決算は、売上高1309.25億円(前年同▲0.4%)、営業利益20.66億円(同▲33.8%)、経常利益58.54億円(同▲13.3%)、純利益15.55億円(同▲68.8%)という減収減益の結果となりました。
子会社を含めたい単体決算では、売上高902.40億円(前年同▲1.6%)、営業利益16.21億円(同▲41.4%)、経常利益40.58億円(同▲8.2%)、純利益3.84億円(同▲86.4%)という減収減益の結果となりました。連結単体ともに純利益の大幅下落が目立つ結果となっています。
純利益の大幅な減少の要因の1つは、今年度実施された早期退職の影響です。対象者に支払われる早期割増退職金として、37.37億円が計上されていました。
直近では新聞の発行部数は400万部を下回り、全盛期の半数ほどになるなど本業での苦戦が続いています。一方で、新たにCTOを任命するなど、デジタル領域には力をいれており、今後のデジタル領域でのマネタイズに注目が集まります。
提供元・RTB SQUARE
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