日本で医師という安全で有利な職業があることと、その反映としての、医学部の異常な人気について批判を繰り返し、『日本の政治「解体新書」:世襲・反日・宗教・利権、与野党のアキレス腱』(小学館新書)でも新しい視点を加えて論じた。

そして、PRESIDENT Onlineでも『数学も英語もデキる優秀人材の無駄遣い…日本経済をダメにしている「高すぎる医学部人気」という大問題 最優秀の理系人材を医師にするのはもったいない』という記事を書いた。

今回は、それらのところでとりあげた論点を少し紹介したい。

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