
(画像=『食品新聞』より 引用)
日本フードサービス協会がまとめた10月度全店売上高は19年比5.5%増、初めてコロナ前の水準を上回った。
前年比は14.8%増、11か月連続のプラス。全国旅行支援や水際対策の大幅緩和が始まり、全国的に客足が増加。価格改定による単価増も全体を押し上げた。総店舗数は前年比1.1%減(6.9%減)、客数6.3%増、客単価8%増。かっこ内は19年比。なお、調査対象はJF会員企業230社、3万6千996店。
10月度の業態別売上高は、ファストフード(以下FF)前年比9.9%増(18%増)、ファミリーレストラン(以下FR)20.3%増(3.3%減)、パブ/居酒屋49.7%増(36.6%減)、ディナーレストラン24.8%増(6.6%減)、喫茶19%増(10%減)、その他14.3%増(5.8%減)。
なお、客単価については全業態で上昇傾向。売上高がコロナ前を上回ったのはFFの洋風(35.9%増)、和風(10.5%増)、持ち帰り米飯/回転寿司(6.4%増)、その他(3.2%増)。FRは中華(12%増)、焼き肉(21.2%増)。
一方、飲酒業態は依然6~7割程度にとどまる。
提供元・食品新聞
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