気になるスマホのガラスコーティングの効果

さて、スマホのガラスコーティングが何かを頭では理解しても、実際効果がどれほどあるかを知らないと実際に試してみようという気持ちにならないのは当然です。ここからは、スマホをガラスコーティングする効果について注目します。
今回はガラスコーティングによって得られるメリットはもちろんのこと、デメリットとも捉えられるポイントもしっかりとチェックしていきましょう。
スマホをガラスコーティングすると確実に強度がアップ
スマホのガラスコーティング最大の効果であり、誰もが期待するポイントが「強度」でしょう。当然のことですが、スマホをガラスコーティングすれば間違いなく強度を上げられ、スマホを「保護」できます。
しかもスマホのガラスコーティングは表面と同化するため、その上にさらに保護フィルムや保護ガラスを貼り付けることも可能です。もちろんスマホカバーも装着できるため、二重・三重にスマホをガッチリ保護できるかもしれません。
割れにくく、傷がつきにくい
スマホのガラスコーティングは、強度が高いのが特徴であり最大のメリットといえるでしょう。画面が割れにくいのはもちろんのこと「傷」もつきにくいのです。もちろん、強い衝撃が加われば割れてしまう事もあるでしょう。
思いっきり引っかかったりすれば当然傷もつきます。しかし、日常生活を送っていて加わってしまったちょっとした衝撃などであれば、割れることはまずないはずです。傷もつきにくいので、美しい画面を保てます。
指紋もつきにくい

実はスマホをガラスコーティングすると、傷だけでなく指紋もつきにくいです。ガラスコーティングしたスマホは画面がツルツルしているので肌触りも非常に滑らか。指紋を未然に防止できるので、非常に使い勝手がいいスマホへと進化します。
画面保護フィルムなどよりも「美しい」ということ
スマホのガラスコーティングは何度も触れている通り、従来の保護フィルムなどのように表面を「覆う」ことで保護するのではありません。表面そのものを「硬化させる」もので、同化します。つまりどういうことでしょうか。
従来の保護ガラスフィルムなどは、貼り付けるとスマホ本体に当然そのフィルム分の厚みが加わります。また、フィルムの端に段差ができたりして、保護のためとはいえユーザーエクスペリエンスの観点を損なうことがありました。
スマホのガラスコーティングは画面そのもの

しかし、スマホをガラスコーティングする場合はそういった段差はできません。気泡が入り込むということもないでしょう。なぜなら、再三述べている通り「表面そのものを硬化させるから」です。画面そのものが強くなるのです。
そのため、ガラスコーティングを行っても見た目の変化はほとんどありません。フィルムが貼られているとぱっと見ですぐ分かりますが、ガラスコーティングは分からない、むしろガラスの輝きで画面が美しく見えるでしょう。
ガラスコーティングされた画面はとても美しい
スマホに画面フィルムなどを貼ると一目で分かりますし、見た目のスタイリッシュさが損なわれます。しかしガラスコーティングした後のスマホは、むしろ美しく見えるのも特徴です。ガラスコーティング後は、前と比較するとツルツルします。
保護フィルムを貼るとき気泡の入り込みと戦いを繰り広げる方も多いかもしれませんが、ガラスコーティングであればその心配をする必要がありません。見た目も以前より輝いているように見えますよ。
スマホをガラスコーティングするデメリット

ここまでは効果・メリットを中心に紹介してきました。しかし、現実問題として「デメリット」とも捉えられるポイントや注意点もあります。大半がさほど気にする必要のないポイントではありますが、ガラスコーティング後に後悔しないよう、予めデメリットも認識しておくことは大切です。大切なスマホのためにも絶対に確認しておきましょう。
ガラスコーティングを剥がすことはできないので注意
スマホのガラスコーティングをする上で注意しなければならない点として「剥がせない」ということが挙げられます。従来の画面保護ガラスフィルムなどは、剥がしたいときにすぐに剥がせました。
しかし、スマホをガラスコーティングした場合「表面そのものを硬化させている」ため、そもそも「剥がす」ことはできません。とはいえ、スマホをガラスコーティングしている場合「剥がしたい」というシチュエーションが生じ得にくいのでさほど問題はないはずです。
塗り直せないというデメリット
ガラスコーティングは、後から塗り直すということもできません。画面保護フィルムなどは気軽に外して貼り直したり、新しいものと交換ができますが、スマホのガラスコーティングの場合そうはいかないのです。この後紹介しますが、可能であれば専門店などに委託することをおすすめいたします。
自分でやるのは少し難しくリスクもある

スマホのガラスコーティングは、既にお伝えした通り通販や家電量販店でガラスコーティング剤が販売されています。そのため、自分でガラスコーティングを行うこともできてしまうのです。
しかし、推奨はできないのでご注意ください。というのも、ガラスコーティングは塗り直すことができません。そのため、一発勝負で画面の表面全体にムラなく完璧に塗る必要があります。iPhoneやAndroidなどスマホによって形も異なり、非常に細かい作業です。
プロにやってもらうのがおすすめ
自分で塗ることもできますが、可能ならお店のプロの人に塗ってもらうようにしましょう。カメラのキタムラなどさまざまな店舗がスマホのガラスコーティングサービスを提供しています。もしスマホをガラスコーティングしたいと検討されている方は、可能であればプロへ依頼することを検討してみてください。
ガラスコーティングはフィルムと比較すると料金が高い

スマホのガラスコーティングは、従来の画面保護フィルムなどと比較すると非常に高額です。スマホの普及に伴い、画面の保護ガラスフィルムなどは100円ショップでも販売されるようになりました。
もちろん高額なガラスフィルムなども存在こそしていますが、大半は100円から2,000円ほどで購入可能です。しかしスマホをガラスコーティングするとなると、製品や店舗にもよりますが3,000円から4,000円ほどの費用がかかります。
完全に硬化するまで時間を要する
実はガラスコーティングは、ガラスコーティング剤を塗ったらすぐに硬化するわけではありません。じっくりと硬化が進んでいきます。そのため、ガラスコーティングをした直後に強い衝撃が加わると硬化後に跡が残ったり、傷が残ったりする可能性もあるので注意しましょう。
製品にもよりますが、数時間から数十日後に効果を発揮し始めるので注意が必要です。こういった時間を要するというのもデメリットだといえるでしょう。