メバル登場
ずっとヘッドウェイト0.4gでやっている。スローリトリーブ、ふわ釣り。私が得意としている釣り方で通してきたが、気分が合わないのだろうか?もう少し横に逃げる動きを出した方がいいのかもしれないな、などと悩んでいたら、ストラクチャーを舐めるようなトレースでメバルヒット。

もう一尾同じようなやり方で乗せて、2尾となる。この時点で、釣れる時間はあと1時間30分くらいとなった。というのも、ニオイつきワームと普通の釣り、厳密なテストとするなら、釣った時間も合わせるべきだ。先日の釣りは3時間だったので、今回も3時間。
ちなみに前回は10尾。ニオイつきの効果があるなら、それ以上釣れてくれないと困る。
メバル連打開始
そのあと一時間空いて、「え、今日4つで終わりか?」という悲壮感が私の中にきた。けれどあきらめない。こうなったらとことんいくぞと、ワームのサイズを下げ、信じられないくらい小さなヘッドを出してくる。潮が止まっているので、今浮いているとしたら好奇心旺盛な小メバルだろう。うまうま、ニオイと小さなシルエットで、「デザートは別腹」的に乗せられるかもしれない。

これがハマった。連打。7尾続く。10達成した時点でもういいかなと思ったが、もう1尾いかせてくれやと、投げると、最後の最後まで釣れてくれた。よし、最高数を更新だ。

ちなみに、アジも釣れた。なかなかアジングでは釣れてくれないんだけどな。
自作ニオイつきワームの感触
自作ニオイつきワーム、この一回のテストでは、好感触だった。チヌ、カサゴという、最近釣れていなかった魚が出たのが、私には愉快である。しかし、ラストの小メバル7尾連打は、たぶんワームのシルエットとヘッドの小ささのおかげだ。おなかいっぱいのメバルに、それで口を使わせられた。それでもニオイが何も効かなかったことはないだろうが。
実はこの日、1尾だけ魚に切られた。自分ながら、私はメバル相手によほどの条件でなければ負けることはない。エステル0.25号、リーダー40cm。でかいシーバスも獲っている設定だが、もっと釣りにくい根魚のビッグワンだったかもしれない。そこに悔しさが残る。



<井上海生/TSURINEWSライター>
大阪湾奥エリア