トレーニングの取り組み方は十人十色、始めたきっかけや目的ももちろん違う。ここでは、トレーニングに励む愛好家達の軌跡を辿ってみよう。今回紹介するのは、滋賀県から上京し、今年からパーソナルトレーナーとして活動を始めた田中真尋(たなか・まひろ)さん(24)。もとはガラス加工の仕事をしていたという田中さんが上京を決めたワケとは?
もともと滋賀県でガラス瓶に色つけのコーティングをする仕事をしていたという田中さん。あるとき、友人の勧めでパーソナルジムに通い始めたことが心身ともに大きな変化をもたらすきっかけとなった。
「昔から運動が好きで、バスケをしていた経験もあります。もともと自分でトレーニングも行っていたのですが、ちゃんとパーソナルジムに通うようになってからどんどん変わる身体の変化に驚いたと同時に、自分に自信が持てるようになったんです。このときに、こういった人をサポートできるパーソナルトレーナーという職業は素晴らしいなと思うようになりました」
いつかは上京してみたいと考えていた田中さんは、新たな刺激を求めて東京でパーソナルトレーナーになると決意を固める。そこでジムを探していたところ出逢ったのが柳本絵美さんが代表トレーナーを務めている、パーソナルトレーニングスタジオ『LOWMEL(ローメル)』だった。
「タイミングよくSNSで求人をかけていたのを見つけたんです。思い切って応募してしてみたところ採用していただき、今ではパーソナルトレーナーとして働かせていただいています。トレーニングというとウエイトを乗せてガンガンやるイメージがあったのですが、ローメルでの指導は土台からしっかりと整えることを大切にしています。そういった部分を一つひとつ学ばせていただきながらお客様に還元できればと思っています」
新天地での生活を始めた田中さんは、11月13日に開催された『Super Body Contest(スーパーボディコンテスト)』の鎌倉大会にも初出場。2つのカテゴリーに挑戦し、SBC部門EPIC(18~29歳) 3位、TREND部門EPIC(18~39歳) 4位と優勝は逃したものの、出場選手が多いなか奮闘した。
「最初はちょっと緊張していたのですが、2つのカテゴリーにエントリーしていたのでステージに何度か立っていくにつれて、どんどん楽しくなってきました。心強い応援団(ローメルのスタッフたち)もいてくれたのでリラックスして挑むことができました」
今後は、「一人でも多くのお客様を自分がサポートをして導いていきたいです」という田中さん。夢に向かって新しい道を突き進んでいく田中さんの背中はとても輝いて見えた。
取材:FITNESSLOVE 撮影:中原義史
提供元・FITNESS LOVE
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