目次
無線でのパソコンとAndroid接続方法
Androidをパソコンと接続した時の注意点
無線でのパソコンとAndroid接続方法

USBケーブルを利用して、有線でスマホとパソコンを接続する方法を解説してきました。ここからは、有線ではなく無線・ワイヤレスで接続する方法・手順をチェックしていきましょう。ケーブルがあると、配線や管理などが面倒に感じてしまいがちです。
ワイヤレスで接続ができるとケーブルから解放されるのでユーザーエクスペリエンスが格段に向上します。アプリなどを使う一手間が増えるので難易度が高く感じるかもしれませんが、ぜひトライしてみてくださいね。
スマホアプリを使ってパソコンと無線接続
さて、Android端末とパソコンを無線で接続する際に最も手っ取り早い方法が、アプリを利用して接続するという手順です。数多くのアプリがあるので、今回はその中から2つのみピックアップして紹介いたします。
それが「Ftp server」と「Xender」というアプリです。どちらもシンプルな操作性と分かりやすい手順・流れが特徴なので、ぜひ試してみてください。
シンプルなFTP接続アプリ「Ftp server」

まず紹介するのが「Ftp server」というアプリ。その名の通りスマホをFTPサーバーとして利用して、そこにパソコンからアクセスするといった流れのアプリになります。アプリを立ち上げたら、画面中央上部にある電源ボタンをタップしましょう。
すると、アドレスが表示されます。こちらのアドレスをWindowsのエクスプローラー画面上部のアドレスバーに入力してください。ユーザー名とパスワードも表示されているので併せて入力すれば、アクセスできます。
設定でユーザー名やパスワードを変更できる
Ftp serverは、アプリ内の設定画面からユーザー名やパスワードを変更可能です。自分の覚えやすいユーザー名とパスワードを設定すれば、接続したい時にサッとスムーズに接続できるかもしません。
とはいえ、ユーザー名・パスワード共に他人には教えないようにしてください。限定的なFTP接続とはいえど、通常のWebサービス同様にセキュリティ意識は高く持つようにしましょう。
QRコードでラクラク接続できる「Xender」

アドレスの入力などが不要で、PCで表示したQRコードをスマホで読み取ればスマホのファイルにアクセスできるというアプリが「Xender」です。よりシンプルに、より手軽にパソコンとスマホを接続可能。
Xenderが便利なのはPCとの通信にとどまりません。Xenderをインストールしている他のAndroidはもちろん、iPhoneともやり取りができます。スマホOSが異なるとファイルのやり取りが面倒ですが、Xenderを入れておけば楽ですね。
Androidをパソコンと接続した時の注意点
AndroidをWindowsやMacなどと接続できたら、あとはファイルの読み書きなどが自由に行ってください。とはいえ、接続中に注意すべき事項もあります。例えば、ファイル転送中は絶対にケーブルを抜かないこと。
無線の場合は接続を中断しないようにしましょう。ファイルが破損するおそれがありますので、極力コピーや移動中に接続を中断することは避けてください。Windows・Macどちらのパソコンでも共通の注意事項です。
本体ストレージとmicroSDは別ディスク扱い

スマホに拡張ストレージとしてmicroSDを挿入している場合、パソコン側は別ディスクとして扱います。コンピュータウィンドウを開くと、スマホの名前が表示されていることが確認できますので、開いてみましょう。
そうすると、ディスクが2つ表示されていることが分かります。これらが、本体ストレージと拡張ストレージ(microSD)ということです。自分が操作したいストレージをダブルクリックして開き、ファイルを転送しましょう。
もしパソコンがウイルスに感染しているとスマホも危険
もし、お使いのパソコンがウイルスに感染していた場合、Androidスマホと接続したらどうなるでしょうか。可能性として考えられるのは、パソコンからAndroidスマホにもウイルスが感染してしまうというケースです。
非常に危険なので、PCがウイルスに感染しているか事前にセキュリティソフトやWindows Defenderなどを活用して入念にチェックすることを推奨いたします。感染済PCにスマホを接続してから後悔しても遅いからです。