目次
誤差の範囲とつま先の当たり具合を確認
足の甲と踵部分に違和感がないか最終チェック
誤差の範囲とつま先の当たり具合を確認
サイズの誤差はプラス1cm以内に

試着をする際には、事前に計っておいた足のサイズを基準にブーツを選びます。サイズの誤差はプラス1cm以内にしておくとよいでしょう。近年のスノボブーツの大半は、足元を温めるために防寒性の高いサーモインナーを採用しています。このインナーは装着するごとに少しずつ伸びていくのが特徴です。
そのため、プラス1cm以上の誤差があると伸びたインナーの中で足が動きやすくなり、靴擦れが起きる可能性が高まります。フィット感も落ちるため、注意してください。
大きめサイズを選ぶと快適
プラス1cm以内の誤差であれば、少し大きめサイズのブーツを選ぶのがおすすめです。ブーツのインナーが広がるのには時間がかかるため、ぴったりサイズのブーツを選ぶとスノボ中にキツさを感じることがあります。
大きめサイズならキツさはなく、適度なフィット感を感じられるでしょう。窮屈なブーツは足の痛みの原因にもなりますので、プラス1cm以内で大きめサイズのブーツを取り入れてみてください。
膝を曲げた時のつま先の当たり具合を確認

ブーツを試着したら、直立状態ではなく少し膝を曲げた状態でつま先の当たり具合を確かめてください。なぜなら、スノボに乗っている時は膝を曲げてポジションを調整することが多いからです。直立状態でつま先が少し当たり、膝を曲げた状態でつま先に余裕がある状態になるのが適正なサイズだと言われています。
初心者は直立状態でサイズを決めてしまいがちなため、実際にスノボをしている時の状態をイメージしながらフィット感を確かめるのがおすすめです。
足の甲と踵部分に違和感がないか最終チェック
足の甲に痛みを感じないか確認

足の甲は、薄かったり厚かったりと個人によって差があります。特に日本人を始めとしたアジア人は甲が広くて薄いタイプが多いため、ブーツのサイズ選びの際には意識してみてください。
つま先の当たり具合がちょうどよくても、足の甲のサイズが合わなければ装着中に痛みを感じやすくなるでしょう。海外ブランドのブーツのサイズが合わない時は、アジア人向けに開発したモデルを中心に選ぶとフィット感のあるものを見つけやすくなります。
踵のフィット感も要チェック

ブーツ選びの際にはつま先や足の甲に注目が行きがちですが、実は踵部分も重要なポイントになります。スノボ中は踵で衝撃を受けることも多いため、サイズが合わないと転倒や怪我につながる場合があるでしょう。
ブーツを履いて紐を締めた際に、踵が浮かないか否か確かめるようにしてください。もし踵が浮いているようならサイズが合っていない証拠になりますので、他のモデルを試すのがおすすめです。
高価なモデルほど踵が浮きにくい
踵が浮くか否かは、サイズだけでなくブーツの構造も影響している場合があります。高価なモデルほど踵が浮かないように工夫されているものが多いため、予算の範囲内でいろいろな商品を試着してみるのがおすすめです。
体を前後に動かして最終確認

つま先や足の甲、踵といったチェックポイントをクリアしたら、最後に体を前後左右に動かして最終確認を行なってください。静止状態でちょうどよいサイズだと感じたとしても、実際に動いた時に違和感を感じることがあります。
体を動かした時に違和感を感じたのであれば、他のモデルも試しておくとよいでしょう。最終的に最も納得できるサイズのブーツを選んでみてください。もっとフィット感のあるブーツであれば、スノボの上達にも繋がるはずです。