
バイオマスプラスチック製のレジ袋と竹製フォーク、木製のスプーンとナイフ(画像=『DCSオンライン』より 引用)
すかいらーくホールディングスは2023年1月12日から、傘下のファミリーレストラン「ガスト」「バーミヤン」など国内約2700店で、持ち帰り・宅配用の木製カトラリー(フォーク、スプーン、ナイフ)を有料化する。
カトラリーは1本10円(税込)で提供する。有料化した金額の一部は環境保護団体に寄付する予定。同社は20年2月、石油由来のプラスチック製だったカトラリーを植物由来のバイオマス製に変更。さらに、22年1月には木製に切り換えた。有料化にあわせて、フォークは木製から竹製に変更する。持ち帰り・宅配でのおしぼりの配布は、23年1月から原則としてやめる。
また、持ち帰り用レジ袋についても、23年1月12日から有料化し、1組5円で提供する。宅配用レジ袋は従来通り無料とする。持ち帰り用レジ袋有料化により、年間のプラスチック使用量を70トン程度削減できる見込み。
同社は26年にプラスチック使用量を20年比で50%削減する目標を掲げている。
提供元・DCSオンライン
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