【筋トレ ビフォーアフター】あだ名は骨。脂肪も筋肉も付きにくい体質の男性が5年かけて作った身体
(画像=『FITNESS LOVE』より引用)

トレーニングによってカッコイイ身体を手に入れた有本昂太(24)さん。トレーニングを始める前は体重48kg(身長174cm)。学生の頃からクラスで一番のガリガリ体型だったことから、あだ名は「骨」「エノキ」など……。そんな有本さんがトレーニングで筋肉ボディを手に入れたビフォーアフターを公開する。

「学生の頃からクラスで一番、色白でガリガリ。あだ名は『骨』や『エノキ』、『がりこう(有本昂太の“ありこう”というあだ名を文字ったもの)』など、常にガリガリキャラでした。このままじゃまずいなと思い、大学1年生のときに意を決してジムに通い始めました」

高校時代はバスケ部で常に走っていたためすごくガリガリだったという。高校時代にベンチプレスをやっていたこともあり、ジムに通い始めた当初もベンチプレスばかり行っていた。

「初めはずっとベンチプレスとアームカールばっかりやっていた記憶があります(苦笑)。それだけでも効果はありました!その2種目を中心に行っていて3カ月後の身体を見たとき、明らかに見た目が変わっていました。毎回少しずつ扱う重量を増やして10回3セットができたら、次回はさらに重量を増やして10回3セットを目指す感じでした。マシンも同様に回数をこなせたらどんどんプレートを重ねていくように意識していました」

食事に関しては、まずは身体を大きくするために、「とにかく食べる」ことだけを意識した結果、筋肉だけでなく余分な脂肪までついてしまったそう。そこから食事への意識も変わっていった。

「炭水化物とタンパク質の食べる量をこれまでの2倍くらいに増やすことを意識していて、最初のうちはジャンクフードでも構わずなんでも食べるように心がけていましたが、脂質で体重を増やしたところで増えているものの大半は筋肉ではなく脂肪だったと気づいたので、今はジャンクフードなどの脂質は抑え、炭水化物とタンパク質の量や質を重視しています」

身長174cmで体重48kgから75kgにまで増量し、そこから体脂肪を落として最終的には63kgで、Super Body Contest(SBC)札幌大会(7月17日開催)に出場し、見事優勝した。そして、次は12月10日に開催されるSBC 2022 FINALを控えている。

「現在の体型を作るまで5年間ほどかかりました。脂肪も筋肉も付きにくい体質と自負しており、周りよりも年数はかかっていると思います。初めはいろんな人のYouTubeを見よう見まねでジムで実践していましたが今、思い返せば独学だったのでフォームなどは結構ひどかった種目もあったと思います。しかし、まずは実践して間違いに気づいて修正していくという過程も大切だと思っております」

初めは分からないことばかりでネガティブ思考だった有本さん。しかし、トレーニングを習慣にするうちに、“失敗しても次に生かそう”というポジティブな思考に変わっていった。

「身体はもちろんのこと、弱かったメンタルが圧倒的に強くなった実感があります。何に対しても自信のなさからネガティブ思考が先行していましたが、今はなんでもポジティブに前向きに考えられるようになりました。これは間違いなくトレーニングをしてコンテストに参加したり、そこで優勝した経験から来ていると思います」