1匹目は小さめのオス

しっかりシャクってアオリイカからの反応を待ち続けた。だが時間は過ぎていくばかり。それでも諦めずシャクシャクからのフォール&ステイ。私にできることは出し切って、その時を期待する。

シャクってフォール……。その時ラインがスゥーッと海の中に吸い込まれる感じ。その後にラインがパチンと張る感じ。この感じは……!ようやく、そうホントようやくアオリイカがエギを抱いてくれた。あまりにも久しぶり過ぎてドキドキ。

高ぶる鼓動と心地よい緊張感。大事に大事に寄せて無事に捕獲。ヤバッ!そんな喜びでいっぱいのアオリイカはこの時期にしては小さなオス。

福井の陸っぱり秋エギング釣行でアオリイカ2匹 朝マヅメにヒット1匹目は少し小さめのアオリイカ(提供:週刊つりニュース中部版APC・東川久美子)

ヤバすぎる2連発

ここでもう1匹追加しようと、すぐにキャスト。シャクシャクシャク、シャク……。やはり甘くない。後が続かない。

それても諦めずにシャクシャクシャクシャク。そんな粘りの気持ちが海に届いたのか、シャクり上げたロッドがものすごい勢いでくの字状態になった。

ええっ!ヤバッ。相当な重量感がロッドにかかる。リールのハンドルもスムーズに巻けず、カクカクする感じでゆっくりゆっくり寄せる。釣り上げたアオリイカはかなりの大きさ。うれしいのひと言だ。この朝は今シーズンでもかなりの寒さ。そんな中で、この1匹はヤバすぎた。

福井の陸っぱり秋エギング釣行でアオリイカ2匹 朝マヅメにヒット胴長18cm超の2匹目(提供:週刊つりニュース中部版APC・東川久美子)

久しぶりの釣果に幸せ

まだまだ釣れるはず。だがそれから1時間は全くの無反応。ここで納竿とした。この日はアオリイカ2匹の釣果だったが、後に釣れたアオリイカは、胴長18cm超えだった。久しぶりに釣果も出せて幸せを感じたエギングとなった。

福井の陸っぱり秋エギング釣行でアオリイカ2匹 朝マヅメにヒットアオリイカ2匹の釣果(提供:週刊つりニュース中部版APC・東川久美子)

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<週刊つりニュース中部版APC・東川久美子/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
小川漁港
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年11月25日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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