ドッジ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・柏レイソル所属のブラジル人MFドッジ(26)は、今冬残留に向かっているようだ。11月30日、ブラジル1部SCインテルナシオナルの専門サイト『Revista Colorada』が報じている。

 同選手は2020年12月にブラジル1部フルミネンセを退団して、柏レイソルへ加入。来日1年目の昨季は負傷離脱もありJ1リーグで16試合の出場で終了。今季も序盤はスーパーサブに甘んじていたが、7月以降はレギュラーに定着。リーグ戦17試合に先発出場していた。

 そんなドッジの去就については、川崎フロンターレ所属FWレアンドロ・ダミアン(33)の古巣であるSCインテルナシオナルからの関心がブラジル国内で取りざたされていた。

 しかしドッジの代理人は『Revista Colorada』のインタビューに応じた際「(ドッジに関して)SCインテルナシオナルとの交渉は進めていない。彼は日本で幸せだし、(柏レイソルとの)契約はもう1年残っている」と、母国復帰の可能性を否定。

 くわえて「今は柏レイソルと契約延長にむけての交渉を行っているところだ」とコメント。柏レイソルで2024シーズン以降もプレーする可能性があることを明かしたのだ。

 なお柏レイソルの中盤では、北海道コンサドーレ札幌からMF高嶺朋樹(24)を獲得。また他のポジションでも清水エスパルス所属のDF立田悠悟(24)とDF片山瑛一(31)、さらにモンテディオ山形所属のMF山田康太(23)を獲得するなど、ネルシーニョ監督の来季続投が決まっている中で着実に戦力補強を進めている。