日中はスプーンで追加
仕切られたマスの中で魚がいるため、スレるのが早く開始2時間後にはお手上げ状態。そこからは、焚き火がてらポイントを休ませて、釣りを再開するパターン。日中になると、スプーンにしか反応しない状態に。
魚の付き場も流れ込み付近から、深場へと変わっていたので、群れを見つけてスプーンをキャストして3投以内勝負の短期決戦。スプーンはボトム付近をゆっくりとリフト&フォールでの誘いが有効であった。魚も同色化しており、奥の深場へ消えると目視では魚を発見できないので、魚の群れを見つけるのが日中の攻略法かもしれない。最終的には、10匹のニジマスをキャッチ。
渓流と管理釣り場の違い
今回初めて管理釣り場へと行ったのだが、渓流釣りとは別の釣りであると思った。
例えば、渓流の場合は基本的にランガンスタイルで、川を釣り登っていくのに対して、管理釣り場はずっと同じ場所。魚もマスの中に限られた個体が居るのみ。魚影はないが、岩陰から魚が飛び出てきて食ってきた!そんな場面に遭遇できるのが渓流釣り。管理釣り場ではそんな場面は無い。
ゲーム性が高い
ただ、ゲーム性は非常に高いなと思ったのが本音である。限られた場所の中で、限られた数の魚達。それらをいかに効率的に釣っていくのか。非常に奥が深い釣りだなと実感。魚がスレてきて日中にもなると、かなり難しい釣りになる。渓流と違い、単体で岩陰からいきなり出てきて食いつくのは皆無。群れを見つけそれらを釣る。スレたら無駄撃ちをせずにポイントを休ませて、群れを見つけて釣っていく。群れを見つけても、反応がない時もあったりするので、まだまだ攻略の糸口はありそうだ。
今回完全攻略はできなかったのだが、同じルアーでもカラーをかえるだけで、激的に魚からの反応が違うのを目の当たりにしたことから、改めてルアーフィッシングに置いてのカラーの重要性を再確認できた。
最終釣果
最終的には10匹程釣れた。しかし、上手い人ならもっと釣っていたはずである。放流直後はイージーだが、魚がスレた日中にいかに効果的に攻略法を見つけて、数を伸ばせるか。そこで腕の差がでるのだろう。
最後にはなるが、今回の管理釣り場は本当に面白い場所であった。釣りもバーベキューも楽しめ、さらに自然も楽しめる。ここは家族できても楽しめると思うし、その昔、釣りをやり始めた頃の記憶が蘇る釣行となった。
前日に鰤バラし
実は、今回の釣行の前日にショアジギングにて、7kgはあるであろう鰤を、足元で痛恨のフックアウトという苦い経緯があった。その、悔しさや何か悶々としたものが、今回のニジマス釣りにて全て払拭されたのだ。やはり、釣りは楽しい。お金にはかえられない何かがある。それを最後に記しておこうと思う。ルールや料金等は小柿渓谷放流釣り場のHPをご覧いただければと思う。
<落合浩大/TSURINEWSライター>
小柿渓谷放流釣り場