日中はスプーンで追加

仕切られたマスの中で魚がいるため、スレるのが早く開始2時間後にはお手上げ状態。そこからは、焚き火がてらポイントを休ませて、釣りを再開するパターン。日中になると、スプーンにしか反応しない状態に。

初のエリアトラウトでニジマス2桁釣果 ブリのバラシをニジマスで癒す?釣りの合間にBBQ(提供:TSURINEWSライター落合浩大)

魚の付き場も流れ込み付近から、深場へと変わっていたので、群れを見つけてスプーンをキャストして3投以内勝負の短期決戦。スプーンはボトム付近をゆっくりとリフト&フォールでの誘いが有効であった。魚も同色化しており、奥の深場へ消えると目視では魚を発見できないので、魚の群れを見つけるのが日中の攻略法かもしれない。最終的には、10匹のニジマスをキャッチ。

初のエリアトラウトでニジマス2桁釣果 ブリのバラシをニジマスで癒す?日中はスプーンで追加(提供:TSURINEWSライター落合浩大)

渓流と管理釣り場の違い

今回初めて管理釣り場へと行ったのだが、渓流釣りとは別の釣りであると思った。

例えば、渓流の場合は基本的にランガンスタイルで、川を釣り登っていくのに対して、管理釣り場はずっと同じ場所。魚もマスの中に限られた個体が居るのみ。魚影はないが、岩陰から魚が飛び出てきて食ってきた!そんな場面に遭遇できるのが渓流釣り。管理釣り場ではそんな場面は無い。

ゲーム性が高い

ただ、ゲーム性は非常に高いなと思ったのが本音である。限られた場所の中で、限られた数の魚達。それらをいかに効率的に釣っていくのか。非常に奥が深い釣りだなと実感。魚がスレてきて日中にもなると、かなり難しい釣りになる。渓流と違い、単体で岩陰からいきなり出てきて食いつくのは皆無。群れを見つけそれらを釣る。スレたら無駄撃ちをせずにポイントを休ませて、群れを見つけて釣っていく。群れを見つけても、反応がない時もあったりするので、まだまだ攻略の糸口はありそうだ。

今回完全攻略はできなかったのだが、同じルアーでもカラーをかえるだけで、激的に魚からの反応が違うのを目の当たりにしたことから、改めてルアーフィッシングに置いてのカラーの重要性を再確認できた。

初のエリアトラウトでニジマス2桁釣果 ブリのバラシをニジマスで癒す?渓流とは違った楽しさがある(提供:TSURINEWSライター落合浩大)

最終釣果

最終的には10匹程釣れた。しかし、上手い人ならもっと釣っていたはずである。放流直後はイージーだが、魚がスレた日中にいかに効果的に攻略法を見つけて、数を伸ばせるか。そこで腕の差がでるのだろう。

最後にはなるが、今回の管理釣り場は本当に面白い場所であった。釣りもバーベキューも楽しめ、さらに自然も楽しめる。ここは家族できても楽しめると思うし、その昔、釣りをやり始めた頃の記憶が蘇る釣行となった。

初のエリアトラウトでニジマス2桁釣果 ブリのバラシをニジマスで癒す?楽しませてくれたニジマス(提供:TSURINEWSライター落合浩大)

前日に鰤バラし

実は、今回の釣行の前日にショアジギングにて、7kgはあるであろう鰤を、足元で痛恨のフックアウトという苦い経緯があった。その、悔しさや何か悶々としたものが、今回のニジマス釣りにて全て払拭されたのだ。やはり、釣りは楽しい。お金にはかえられない何かがある。それを最後に記しておこうと思う。ルールや料金等は小柿渓谷放流釣り場のHPをご覧いただければと思う。

エリアトラウトのキホン 「スプーン」と「クランクベイト」の使い方

今さら聞けないエリアトラウトのキホン:「ポンド」と「リバー」って何?

エリアトラウトフィッシングで【100匹釣るためのコツと心構え】

<落合浩大/TSURINEWSライター>

▼この釣り場について
小柿渓谷放流釣り場
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