ベトナム中部のホイアンは、1999年に世界遺産に指定された人気の観光地。チャンフー通り、バクダン通り、グエンタイホック通りといった目抜き通り沿いが旧市街の中心地となり、隙間なく並ぶ家々は17世紀から続く旧家となります。ホイアンはダナンからタクシーで40分程度と行きやすく、多くの旅行者は同じく世界遺産のミーソン遺跡を見学したあとにホイアンに訪れ、夜を過ごしたのちダナンへ帰るという旅程が一般的。
そこで、今回は「ここを周れば満足度間違いなし」のホイアンのおすすめ観光地をご紹介します。
目次
日本との接点がわかる「貿易陶磁博物館」
華やかな中華色を感じる「福建會館」
日本との接点がわかる「貿易陶磁博物館」

(画像=『たびこふれ』より 引用)
貿易陶磁博物館は、ホイアン中心地のチャンフー通りにある博物館。ここでは交易時代にホイアンを往来した交易船から出土した品が展示されています。目を見張るのは、その中には日本の朱印船もあるということ。これは徳川家康が鎖国をはじめるまえのこと。ここに展示されているものは沈没船を引き上げた際に発掘したものとのことです。ホイアンと日本の歴史的繋がりを学習することができる、貴重な博物館となります。
貿易陶磁博物館
- 住所:80 Tran Phu St. Hoi An
- 営業時間:7:00~18:00
- 入場料:ホイアン入場チケット
華やかな中華色を感じる「福建會館」

(画像=『たびこふれ』より 引用)
旧市街の旧家や寺院を見学するには、入場チケットがそれぞれ必要となります。5枚1セットとなりますので、旅行者は5か所回ることができるのですが、その中で「ここはチケットを使う価値がある」というスポットが「福建會館」。華やかな中華色で装飾される寺院風の會舘。會舘とはホイアンに暮らす華人が集まり談笑をする場所ですが、ここでは旅行者最大の観光地として毎日にぎわっています。