こんにちは! この度は、世界三大宗教の聖地として知られる「エルサレム」に行ってまいりました。 そこには、宗教色が色濃く残る独特な世界が広がっていました。 実際に見てきた三大宗教(イスラム教・ユダヤ教・キリスト教)の聖地の中でも ユダヤ教とキリスト教の聖地が特に印象的だったので、ご紹介します。
嘆きの壁とは
まず最初にご紹介するのは、私が一番衝撃を受けた「嘆きの壁」です。

嘆きの壁はユダヤ教の聖地です。その名の通り、壁に向かって嘆く人々が今も絶えません。 嘆きの壁とは、元々ユダヤ教信者が大切にしていたエルサレム神殿の壁で、紀元前にローマ軍により破壊されてしまい、唯一残っている壁です。再建されることもなく、その神聖なる場所への破壊行為に対して今もなお嘆き悲しむ人が後をたたないことから「嘆きの壁」と呼ばれているそうです。 悲しみが刻み込まれた壁...切ないですね。。 嘆きの壁への行き方ですが、旧市街を歩いていると看板が至る所にあります。

看板にある「Western Wall(嘆きの壁)」に沿って進むと...X線検査のある入口が見えます。 その検査を終えるといよいよ嘆きの壁が見えてきます。

※旧市街は4つの宗教の地区に分かれていて、地区の境目に銃を持った兵士がいて見張っていました...。すごい地域...!地区によって雰囲気やすれ違う民族の様子が異なるので興味深かったです。
いよいよ嘆きの壁の前へ

嘆きの壁に近づく際に2つの入り口があります。 入り口は、性別によって分かれていて左側のスペースが男性、右側が女性になっています。特にマークとかもないので知らないと間違えてしまいます。私も気付かず広めの左側の入り口から入って進むと...ひしひしと視線を感じて気付きました(笑)


壁に近づいていくと聖書を読む信者の方や壁に手をついて涙を流す方...など様々な姿を見かけました。呪文のような様々な人の声を今でも思い出すことが出来ます。


特に印象的だったのは、男性の信者の方の衣装です。

暑い中でも黒いスーツのような正装に身を包み、長めのハット又はキッパという民族の帽子をかぶっていて、何よりもみあげが長いスタイルが印象的でした。
