スマホを処分する場合に重要となるのが、捨て方です。捨て方を間違えると、大切なデータを復元されてしまう可能性があります。本記事では、スマホの安全な捨て方をご紹介。スマホのデータを守りるため、適切な捨て方を選んで処分しましょう。

目次
スマホは捨て方に注意!
スマホの安全な捨て方:準備編

スマホは捨て方に注意!

「もう長く使っているから、そろそろスマホを処分したい」と考えている時に注意しておきたいのが捨て方です。破棄の方法を間違えると、思わぬトラブルに繋がる場合があるので気を付けましょう。正しい捨て方を選べば、後から不要な心配を抱かずに済みます。

安全な捨て方でスマホとさよならしよう

個人情報の流出に注意!スマホの安全な捨て方を紹介、データを完全削除する方法も!
(画像=Photo byJESHOOTS-com、『暮らし〜の』より引用)

本記事では、基本的な捨て方についてご紹介します。準備段階から引き取りまで、基本的な処分の流れを解説。どのような方法で処分するのか事前に明確にしておくことで、スムーズにスマホとさようならできるようになります。

また、意識しておきたい注意点についても要チェック。さまざまな情報が入っているスマホだからこそ、細心の注意を向けながら破棄するようにしましょう。

スマホの安全な捨て方:準備編

十分な準備をした上で、正しい捨て方を選ぶことが重要なポイントです。きちんと準備をしておかないと、思わぬ形で情報が流出する恐れがあります。スマホを最後まで安全に処分するためにも、基本の捨て方をチェックしていきましょう。

スマホの捨て方①:バックアップを取る

個人情報の流出に注意!スマホの安全な捨て方を紹介、データを完全削除する方法も!
(画像=Photo bystevepb、『暮らし〜の』より引用)

次の端末へとデータを引き継ぐためにやっておきたいのが、バックアップです。何もしない状態で破棄してしまうと、写真や動画、アプリなどが全て失われてしまうことになります。きちんとバックアップをしておけば、次の端末へと簡単に引き継げるようになるので、準備段階で行っておきましょう。

バックアップを残す方法は、機種によって変わります。使用機種の取扱説明書をチェックした上で、バックアップを残す方法を決めるようにしてください。

クラウドか外付けか選ぼう

バックアップをする際に意識しておきたいのが、データを移行先です。そこまで大きな容量がなければ、各機種が提供しているクラウドを使う方法があります。ただし、容量やバックアップできるものに制限がある場合は珍しくありません。規程を確かめた上で、利用するようにしてください。

また、ハードディスクなどの外付け機器を活用する方法もあります。たくさんの容量がある時は、制限のない外付けを使うと便利でしょう。

スマホの捨て方②:初期化する

個人情報の流出に注意!スマホの安全な捨て方を紹介、データを完全削除する方法も!
(画像=Photo byJESHOOTS-com、『暮らし〜の』より引用)

次にやっておきたいのが、初期化の作業です。簡単な設定作業によって、スマホを初期の状態へ戻せます。この作業をやっておかないと、スマホの中に大切な個人情報が残ったまま引き取り先へ渡すことになるので注意が必要です。

さまざまなことで使用するスマホには、膨大な情報が入っています。他の人に抜き取られては困る情報も多くあるので、必ず初期状態へと戻す作業を行うようにしてください。初期状態に戻すのを忘れていると、思わぬトラブルに繋がる可能性があります。

端末によって異なる初期方法

最初の状態へとスマホを戻す方法は、端末によって変わります。まずは、取扱説明書をチェックしましょう。多くのスマホは、設定から全ての情報をリセットするための画面へと移行できます。わからない時は、各メーカーのお問い合わせ連絡先にコンタクトを取ってください。

リセット前は慎重に

情報をリセットした後のスマホは、もう使用できないと考えるようにしましょう。データの取りこぼしがないか、事前によく確認をしてください。場合によっては初期化した後に復元できることもありますが、復元までには長い時間がかかることもあるので、作業を複雑にしないためにも確認を怠らないことが大切です。

スマホの捨て方③:付属品を抜き取る

個人情報の流出に注意!スマホの安全な捨て方を紹介、データを完全削除する方法も!
(画像=Photo bytomekwalecki、『暮らし〜の』より引用)

スマホに接続しているものがある場合は、全て抜き取りましょう。写真などを保存するために入れていたメモリーがある場合は、抜き取りを忘れないように気を付けてください。

メモリーの抜き取りを忘れて引き取り先へ渡してしまうトラブルは少なくありません。大切な情報が第三者に渡る可能性があるので、取り扱いには十分に気を付けることが捨て方のポイントです。

シムの管理も忘れずに

電話番号などの大切な情報が入っているシムについても、必ず本体から取るようにしてください。機種によって取り方は異なりますが、取扱説明書に方法が記載されています。

取ったシムの捨て方についても細心の注意を払いましょう。そのままゴミ箱へ入れる捨て方だと、誰かに大切な情報を抜き取られる可能性があります。もう必要ないのであれば、細かく刻んで廃棄する捨て方がおすすめです。まだ使用する時は大切に取っておきます。