目次
繁華街を外れた、夜しか開かないラーメン店
品書き
・らーめん 700円
・お茶割り 500円
繁華街を外れた、夜しか開かないラーメン店
夜の11時、昼間から営業している飲食店はだいたい閉まっている時間帯。でも八王子には「夜しか営業していない店」がいくつかあります。
今回紹介するお店もその中のひとつ。八王子駅北口を出て、ドンキホーテがある富士見通りを西に歩いたところにある『長浜家』です。
繁華街を離れ、真っ暗な住宅街を抜けること10分。歩いて店に向かう人は、あたりが暗くて不安に思うかもしれませんが、赤い提灯が見えてくるとほっとするでしょう。
所在地:東京都八王子市天神町2-13
店内はL字カウンターのみの10席。僕が入った時は3組のお客さんがラーメンを食べたりお酒を飲んだりと、それぞれの楽しみ方をしていました。
カウンターの上にはたくさんの名刺が入った額縁が4面も飾られています。
外観も内観も年季が入っていて、時間が降り積もった店が好きな人にはたまらない空間です。
かつて万町にあった『長浜らーめん』で修行していたという店主。独立して1998年に店を持ち、今年で24年になります。「うちもそろそろ老舗の部類に入ってくるんじゃないか?」と笑顔。
品書き
カウンターの後ろに品書きが貼られています。“伸ばし棒”がにょろにょろになるところが味のある字です。らーめんのほかに餃子やおつまみ焼豚もあり。
らーめん 700円
味は通常の「らーめん」「醤油」「味噌」の3種類あるとのことで、今回は「らーめん」をチョイス。
淡い水色の丼に茶褐色のスープ、多めの青ねぎ、チャーシュー、キクラゲが乗っています。
濃度はあるが粘度はあまりなく、比較的さらっとした豚骨スープ。お好みでにんにくや紅しょうが、すりごまなどをどうぞ。
青ねぎは多めに乗っていますが、さらに増したい場合は+100円でできます。
ぎゅっとしまったうまみのあるチャーシュー。たくさん食べたい人はチャーシューメンやネギチャーシューをどうぞ。
麺は一般的なとんこつラーメンに使われる「極細麺」とは異なり、どちらかというと八王子ラーメンでよく使われる「中細麺」に近い印象。
発注している製麺所がときどきいつもと違う太さで作ってきちゃうことがあるそうですが「それもまたよし」としてしまうゆるい店主さんが魅力的です。大盛りは50円、替え玉は150円です。
お茶割り 500円
そんなお茶目で気風のいい店主さんとのおしゃべりを楽しむなら、お茶割りがおすすめ。通常の「お茶割り」のほかに「濃いお茶割り」があるときもあり、今日は濃い方が飲めました。
“魚介豚骨”に変わる前の万町『長浜らーめん』の味を、今に伝える『長浜家』
八王子の人にも、八王子外から遊びに来た人にもぜひ味わってほしい一杯です。
長浜家
情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認下さい。
住所 | 東京都八王子市天神町2-13 |
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アクセス | 八王子駅北口 徒歩14分 |
営業時間 | 19:00〜25:00 |
定休日 | 日曜日 |
提供元・八王子ジャーニー
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