今週の文春砲、新潮砲はいずれも創価学会たたき。内容はたいした話でない。
過去に新潮などが元顧問弁護士などの言い分を鵜呑みにして批判記事を書いて裁判で完敗した経緯もあるので、書き方は慎重だが、元理事長(現在は長老会議に当たる参議会副議長)の息子で元職員である正木伸城氏の告白の形なので波紋はあるだろう。

正木伸城氏 同氏ツイッターより
正木氏の記事は、ほかの宗教と同じように学会も会員数の減少に悩んでいるということや、その延長線上でこれから無理な集金などしたらまずいとかいうなんということのない話だ。池田名誉会長についても、「気さくで心配りも行き届く優しさのある人物だった。何よりユーモアがあった」と誹謗しているわけでない。

創価学会HPより
ただ、タイトルは『創価学会”ロイヤル・ファミリー”に生まれて、「元理事長の子息」の私が経験した「公明党」と「池田名誉会長」』とかいう羊頭狗肉の思わせぶりなタイトル。発表の媒体を選ぶとか、タイトルについても注文をつけるとかすればいいものをと思う。内容的には、少なくとも真剣な議論に値する内容も含んでいる。