湾奥では、謎

さて、湾奥のちっこすぎるアジの謎。こいつら、レンジもつかみにくくて一時期、もっとも釣れにくかったのだが、最近はいっそう群れが薄くなったように思える。抜ける要素はないのと思うので、何かのベイトになっているのだろう。青物が初秋の早朝には入っていたらしいので、そこでやられたアジも多いはずだ。しかし、だからといって目減りする魚ではないと思うのだけれど、アジって。

ちなみに先日隣り合ったタチウオのウキ師さんに訊いてみると、「アジのな、ちっこいの釣れたらええで。あれにタチついてるからな」ということである。へえ、湾奥にももうタチウオきてるんだ。というのも、近年、岬町より北にはあまりタチウオは入らなかった。大阪南港など壊滅的だったのだ。それが今年は違うみたいで、そのへんも影響あり?

今はアジングを捨てるのもアリか?

あまりにも小さいアジ、そしてレンジがつかみづらいアジ、その上群れが薄いアジ。散発的なアタリ。このようなネガティブな要素がそろうと、よほどのマニアでない限り、幼アジを釣ろうという気は失せてしまう。それにデカい魚もいるという話だ。筆者は最近、メバルの出し方がつかめてきたので、今はちょっとアジは置いておこうかなと思う。一番かれらが大きくなる冬と春の時期を待ちたい。

【2022年秋】大阪湾アジングの謎 アジの型が10cm級と小さいワケは?今はメバル狙いが正解?(提供:TSURINEWSライター井上海生)

釣り入門に必要なお金のコト 人気のアジングやメバリングは3万円前後?

「アジングロッド」と「メバリングロッド」の違い 汎用性高いのは?

堤防際に浮いている魚の亡骸が意味すること 釣りは成立しづらい?

<井上海生/TSURINEWSライター>

▼この釣り場について
大阪湾奥エリア
The post 【2022年秋】大阪湾アジングの謎 アジの型が10cm級と小さいワケは? first appeared on TSURINEWS.