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森保ジャパンは現地時間24日、FIFAワールドカップ・カタール大会ドイツ戦で2-1と金星をあげてから初めてとなるトレーニングを実施した。日本代表選手の姿を見たいサポーターの様子を含め、現地記者がベースキャンプ地であるアル・サッドのクラブ施設からリポートする。
日本代表の練習場には、およそ50人の日本人記者にくわえて海外メディアの記者も多数集結。日本代表選手が笑顔を見せながら練習メニューをこなす中、英国放送協会(BBC)や豪州メディア『オプタ(Opta)』など海外大手メディアはドイツ戦勝利の要因を探ろうとしていた。
またこの日のトレーニングは、2つのグループに分かれて実施。ドイツ戦先発出場組はピッチでウォーミングアップをこなすと、ジョギングで汗を流して終了。それ以外の選手たちがロンド(マーカー等で囲まれたエリア内に、攻撃側と守備側の選手が立ち、ボールを取られないようにパスを回す練習のこと)を行う中、森保一監督が遠くから笑顔で選手たちの動きを見守っていた。
カタールW杯出場32か国のほとんどは一般人の練習場立ち入りを禁止。もちろん日本代表も例外ではないが、それでも練習場の外にはサッカーファンが集結。日本代表選手の姿を見ようと壁によじ登るファンも見られたが、残念ながら練習の様子を確認することはできなかったようだ。
ドイツ戦金星により、森保ジャパンに対する注目度は現地でも高まっている。それだけに今後の結果次第では、練習場周辺に集まるファンの数が増える可能性も考えられる。わざわざ足を運んだ彼らのために、一部の練習メニューを見学可能とすることが求められるかもしれない。
(記者:ベーナム・ジャファルザデ)
【フォトギャラリー】
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