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レセプションから展示作品の見学へ
2022年10月にリニューアルオープンしたばかりのよこすかポートマーケット

レセプションから展示作品の見学へ

夜も昼も見どころたくさん! 横須賀の猿島で芸術に触れてきました~12月25日まで~
(画像=『たびこふれ』より引用)

私が行った日は関係者内覧会ということでレセプションが開かれていました。横須賀市長さんや主催者の挨拶と出展したアーティストたちの挨拶などがありました。ちなみに現在の横須賀市長さんは俳優の上地雄輔さんのお父様で上地克明さんが務められています。

夜も昼も見どころたくさん! 横須賀の猿島で芸術に触れてきました~12月25日まで~
(画像=『たびこふれ』より引用)

レセプションが終わっていよいよ展覧会見学のはじまりです。島内20か所に設置された写真やオブジェなどの作品を見学しますが、コロナ感染予防のため少人数単位でスタートしてゆきます。見学中の注意事項の説明が終わると参加者に封筒が手渡されスマホをその中に入れて封印されます。

展覧会見学 筆者による実況

ここからは筆者のテキストでの実況です。

スタート地点からいきなり上り坂がはじまります。かなり急な坂でスキーゲレンデに例えると中級レベルくらいの上り坂を上ります。街灯がない島で、わずかな灯りを頼りに進みます。

やがて平らな場所に出ました。左右が崖になっていてどうやら切通になっています。月明かりの明るい晩でしたので空を見上げると切通の切れたわずかな部分がほのかに明るいので空だとわかりました。

トンネルの入り口で小さな携帯スピーカーを手渡されました。ここからは一人一人が間隔を空けて真っ暗なトンネルに入って歩いてゆきます。入り口には係員のスタッフがいて間隔を調整しています。私の前には誰もいなくて真っ暗で静寂なトンネルに足を踏み入れました。

トンネル出口のわずかな灯りを頼りに歩みを進めます。さっきまでシーンと静まり返っていたトンネルの壁に携帯スピーカーから流れる音が反響して雑踏の中を歩いている感覚に陥りました。そして、後ろから続いてくる人たちのスピーカーからの声が混ざり合って不思議な気分になりました。

砲台跡のザラザラとした壁に映し出される写真や、武器庫に使われたレンガ積みの部屋の壁に映し出された映像を鉄格子越しに見たり、途中から携帯ライトを手渡されましたのでうっそうと茂る常緑樹の森を照らしたり漆黒の海をバックに展示されているオブジェがライトの先に次々と現れました。

詳しく書いてしまうとネタバレになってしまうので、大まかに他にどんな作品があったかお伝えしますね。他には猿島に生えている木の鼓動を表現したものなどがありました。猿島名物(かな?)の仮面ライダーの宿敵ショッカーのアジトの建物も作品の一部としてありました。

作品は島の中、もちろん屋外に展示されていますから、ある場所では波の音が聞こえてきたり、ある場所では虫の声が聞こえてきたり、森の香りや潮の香りに混ざって聞こえてくる電子音などが計算されたかのように見事に調和していました。

これにて筆者による実況を終了します。気になる方はぜひ現地で体験してくださいね。

夜も昼も見どころたくさん! 横須賀の猿島で芸術に触れてきました~12月25日まで~
(画像=『たびこふれ』より引用)

そんなこんなで、帰りの船の時間が近づいてきましたので再び三笠ターミナルへ戻ることとなりました。作品を見学している時間は1時間半ほどでしたが、あという間に過ぎてしまいました。島から見える横須賀の街並みがとてもきれいでした。船上から見た街の景色がまるで香港の夜景のようでした。(少し盛ってます)

Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島 2022 基本情報

  • 会場:横須賀・猿島
  • 開催期間:2022年11月12日(土)~12月25日(日)17:00-21:30※会期中の金土日及び祝日(21日間)
  • 料金:大人(高校生以上)¥3,700/小・中学生 ¥1,200
    (猿島への往復乗船料、入島料、観覧料を含む)

ということで、Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島 2022 のレポートは終わりですが、写真が少なくて消化不良の方もいらっしゃると思いますので横須賀中心部の見どころをサクッとご紹介します。

2022年10月にリニューアルオープンしたばかりのよこすかポートマーケット

夜も昼も見どころたくさん! 横須賀の猿島で芸術に触れてきました~12月25日まで~
(画像=『たびこふれ』より引用)

Sense Island -感覚の島- は夜のイベントだったので、ちょうど10月にリニューアルオープンしたばかりのよこすかポートマーケットで腹ごしらえをしました。

夜も昼も見どころたくさん! 横須賀の猿島で芸術に触れてきました~12月25日まで~
(画像=『たびこふれ』より引用)

今回のリニューアルで従来の約2倍となった売り場面積の敷地には約16の飲食や土産、産直品のお店が並んでいました。

夜も昼も見どころたくさん! 横須賀の猿島で芸術に触れてきました~12月25日まで~
(画像=『たびこふれ』より引用)

よこすかネイビーバーガーの老舗、HONEY BEE さんも出店していました。以前に一度食べましたが、食べた瞬間から口の中がもうアメリカです!

夜も昼も見どころたくさん! 横須賀の猿島で芸術に触れてきました~12月25日まで~
(画像=『たびこふれ』より引用)

窓の外は横須賀の海が一望できるステージや店内外にはテーブルや椅子が設置されていてその場でできたてのヨコスカネイビーバーガーを味わうことができます。

夜も昼も見どころたくさん! 横須賀の猿島で芸術に触れてきました~12月25日まで~
(画像=『たびこふれ』より引用)

こちらには横須賀のある三浦半島のお土産が揃っていました。

夜も昼も見どころたくさん! 横須賀の猿島で芸術に触れてきました~12月25日まで~
(画像=『たびこふれ』より引用)

三浦半島と言えば三崎のマグロ、しかもあまり普段はお目にかかれない部位の肉も売っていました。

けっこう時間を過ごせるな、と思ったスポットです。

いちご よこすかポートマーケット (愛称:よこすかポートマーケット)

  • 住所: 神奈川県横須賀市新港町6
  • TEL:046-823-1015
  • 営業時間:10:00〜20:00 ※店舗により異なります。