空力性能にも注力しており、SUVモデルであるにもかかわらず、Cd値はQ4 e-tron が0.28、Q4 Sportback e-tronは0.26を実現。電動車の航続距離をより伸ばす狙いがありそうだ。

1回の充電で576km。高い実用性を誇るAudi Q4 e-tronローンチイベント「Welcome to Progress」開催
(画像=▲マトリクスLEDヘッドライトを披露。Q4 e-tronは、量産車として世界初となる室内のセンターに装着されたディスプレイMMI(Multi Media Interface)を通じて
4つのデザインから選択可能なデジタルデイタイムランニングライト備える、『CAR and DRIVER』より引用)

チャプター2「Sustainability」では、サステイナブルを体感することをテーマとしたアートや食体験を提供。Audi Q4 e-tronにも採用されているリサイクルマテリアルを使用し、Audi Q4 e-tronのフォルムを再現したアート作品「Sustaining Progress」では、アウディの考えるサステイナブルな精神と世界観を表現。進化するテクノロジーや、自然と共生するサステイナブルな取り組みに対するアウディの姿勢を来場者が体感した。

1回の充電で576km。高い実用性を誇るAudi Q4 e-tronローンチイベント「Welcome to Progress」開催
(画像=▲ラウンドスライスされたAudi Q4 e-tronのアート作品、『CAR and DRIVER』より引用)

チャプター3「Digitalization」では、先進のテクノロジーによってアウディの描く未来へと導かれるドライビング体験を来場者に表現。拡張現実技術を駆使した映像コンテンツとパフォーマンスを融合させたエンターテイメントで、来場者にアウディが創造する未来のライフスタイルを伝えた。

チャプター4「Performance」では、来場者が試乗体験を通じてAudi Q4 e-tronの機能や走り心地に触れる機会が作られた。また、イベントの最後には俳優の森山未來さんを迎えたトークセッションがおこなわれ、Audi Q4 e-tronに試乗した感想やサステイナビリティに対する取り組みについての話題で盛り上がった。

1回の充電で576km。高い実用性を誇るAudi Q4 e-tronローンチイベント「Welcome to Progress」開催
(画像=▲11月22日現在、ポルシェ ターボチャージャー、アウディ ウルトラ チャージャー共に、充電時の最大出力90kWに制限されているが、2023年春以降ソフトウェアがアップデートされ次第、最大150kW(1台単独充電時。2台同時充電の場合には1台当たり最大90kW)のフル充電パフォーマンスを提供予定だ、『CAR and DRIVER』より引用)

アウディ ジャパンは、2024年までに15車種以上の電気自動車の導入を予定しており、持続可能なプレミアムモビリティを提供する企業への変革を続けている。また、電気自動車の充電環境を拡充すべく急速充電器の導入を進めており、2022年10月より、「プレミアム チャージング アライアンス」のサービスを開始し、アウディとポルシェのBEV(電気自動車)モデルのオーナーに向けて、両ブランドのディーラーネットワークまたは都市部に展開する150kW級出力のCHAdeMO規格急速充電器ネットワークを統合し、日本国内で急速充電サービスを展開。2022年末までに段階的に全国のアウディディーラー52拠点52基設置されるアウディ ウルトラ チャージャーとポルシェジャパンが展開するポルシェ ターボチャージャーと合わせて合計110拠点21基の150kW急速充電器を両メーカーのオーナーは利用することができるだろう。

1回の充電で576km。高い実用性を誇るAudi Q4 e-tronローンチイベント「Welcome to Progress」開催
(画像=▲アウディ ジャパン「e-tron 資格認定制度」導入、『CAR and DRIVER』より引用)

営業の面でも、今後電気自動車の購入を検討されるカスタマーに対する提案力向上を目的とする「e-tron資格認定制度」の運用を開始しており、全国のアウディe-tron店すべての新車セールススタッフを対象とし、プロダクトに関する深い知識、充電やインフラ、販売プロセスなど、電気自動車に関する様々な学習教材を用意。学習後の習得確認とケーススタディの二度にわたる試験を実施することにより、電動化戦略の中で強固な販売体制の構築をおこない、プレミアムEVブランドとして、カスタマーが安心してアウディの電気自動車を購入、所有できるサポート体制を強化している。

Writer:横田康志朗

提供元・CAR and DRIVER

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