セブン&アイ・ホールディングスは11日、傘下の百貨店そごう・西武を来年2月1日、世界最大級の不動産投資ファンド運用会社であるフォートレス・インベストメント・グループに売却すると発表した。売却価格は今後精査して確定するが、企業価値は2千500億円とした。

(画像=『食品新聞』より 引用)
フォートレスへの売却についてそごう・西武では「フォートレスが有する不動産事業や企業再生のノウハウ、資金力を活用することが、そごう・西武の成長性と効率性の向上に資すると判断したこと、従業員の雇用が維持されるという観点を非常に重視したが、フォートレスがその観点に適うと判断したこと」などを理由として挙げた。
フォートレスは取得後、ヨドバシホールディングスをビジネスパートナーとして、そごう・西武の企業価値の向上に努める考え。
そごう・西武の2021年度売上高は4千469億円。国内10店を展開している。
提供元・食品新聞
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