今回は時折白波が立つほどの風が吹き付ける中でのエギング&ライトロック釣行となりました。限られた休みに、毎回釣りやすい条件に恵まれるとは限りません。そんな悪条件でも私なりに試行錯誤して、釣りをしてみた模様をお届けします。
●大分県のリアルタイム天気&風波情報
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター金子賢太)
当日の状況と対応
釣行日は10月30日(日)。佐伯市蒲江町の釣り場についたのは13時ごろでした。この日は微風の中、時折強風が吹く条件でした。風は釣りを難しくしますが、特に海底を感じなければいけない魚種の釣りにとっては、かなりのマイナス要因です。
風攻略はイトの操作が重要
この風の中でも釣果を出すには、イトの操作がとても重要です。投げた仕掛けが着水した地点と自分がいる地点を結んだ線と実際のイトが一致するようにすること。簡単なようで、風が強くなるほどに難しい。
タックル
この日はイカもターゲットにしつつ、ロックフィッシュにも切りかえ可能なスタイル。メバリングロッドに、2000番のリール、ラインはPEライン0.2号、リーダーは4lb。イカ釣りはメバリングタックル並みに細仕掛けでやるのが私流です。
チェイスありチャンス
そろそろ、イカを釣りたいなと、思ってはいたものの釣れない日々。しかし、今回はアクションをつけていると、小さいながらチェイスがありました。その後もキャストするたびに、追っかけてくる。こんなときはチャンスです。
小型のイカがヒット
好みのアクションと何もしない間を与えることで、釣果に一歩ずつ近づけます。キャストを繰り返し、ヒット。小さいながら釣るまでの時間を楽しませてもらいました。その後はチェイスもなくなり、風の中のエギングは難易度が高いために粘らずに、ターゲットをロックフィッシュに変更。
ライトロックゲームでカサゴ
今回の釣り場は水深が浅いため、なるべく軽いウエイトのものを使いたい。しかし風のある中で軽い仕掛けを使うと底が感じ取りにくくなってしまう。そこで、私はイトが風になびかないようにしつつ、イトの水面上の動きと竿先の動きで着底を感じとりながら底をとっていきます。こういったライン操作で風を攻略し、カサゴを釣っていきました。
底取りが大事
しかし時折、アタリが遠のく場合があります。こういった時、私はルアーが底まで達していないことが多いので、少し長めに待って確実に底を取るようにしています。その繰り返しで、何とか1匹、2匹と数を積み重ねていくことができました。