亀ケ谷坂切通
喫茶吉野でリラックスタイムを満喫したら、鎌倉へ方面へ再びスタート。北鎌倉から鎌倉へ抜けるため「亀ケ谷坂切通(かめがやつざかきりどおし)」へ向かいます。

(画像=<東慶寺を過ぎ、鎌倉方面へ歩きます>、『たびこふれ』より引用)

(画像=<「茶屋かど」手前の道を右折>、『たびこふれ』より引用)

(画像=<亀ケ谷坂切通の北鎌倉側の入り口>、『たびこふれ』より引用)
切通しとは、山や丘などを部分的に削り、人や馬などが通れるようにした道のことを言います。鎌倉には各所にある切通しですが、この「亀ケ谷坂切通」は鎌倉時代に書かれた「吾妻鏡」にも記されており、当時から鎌倉と武蔵を結ぶ需要な道路でした。現在は国指定史跡となっており、800年ほど前から使われている要路を歴史を感じなから歩くことができる場所となっています。今でももちろん、北鎌倉から鎌倉を行き来できる重要な生活道路として使われています。

(画像=<進んでいくと山が削り取られ作られたことが分かります>、『たびこふれ』より引用)

(画像=<切通しの閉塞感が個人的にはたまらなく好きです>、『たびこふれ』より引用)
写真で見るとあまり分かりませんが、結構な勾配があり息が上がります。「亀ケ谷(かめがやつ)」の由来は、その昔、建長寺にいた亀がこの切通しの坂を登ったところ、あまりの急坂のために引き返したまたはひっくり返ったということで「亀返坂(かめがえりざか)」と言われるようになり、いつしか「亀ケ谷坂(かめがやつざか)」となったと伝わっています。

(画像=<岩肌の断面がむき出しになっている部分は、いかにも切通しらしい風景>、『たびこふれ』より引用)

(画像=<切通しを抜けると、住宅街が広がります>、『たびこふれ』より引用)

(画像=<亀ケ谷辻に建つ「岩船地蔵堂」。源頼朝の娘大姫(おおひめ)を供養する地蔵堂と言い伝えられてきました>、『たびこふれ』より引用)

(画像=<小川が流れる道を進みます>、『たびこふれ』より引用)

(画像=<川には様々な生物が生息しています。自然豊かな鎌倉ならでは>、『たびこふれ』より引用)

(画像=<鎌倉駅に近くなってきました。住宅街をぬけて、横須賀線沿いの道をすすみます>、『たびこふれ』より引用)
亀ケ谷坂切通(かめがやつざかきりどおし)
- 住所:神奈川県鎌倉市山ノ内〜扇ヶ谷3丁目
- JR北鎌倉駅から徒歩約20〜30分
寿福寺(北条政子と源実朝の墓)

(画像=<寿福寺>、『たびこふれ』より引用)
切通しから横須賀線沿いを進み、一番最初の踏切を渡ると、「寿福寺」があります。
このお寺は、1200年に北条政子が建てたもので、鎌倉五山の第3位のお寺です。墓地にあるやぐらには、源実朝・北条政子の墓と伝わる五輪塔があります。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」もまもなく終盤、政子と実朝に思いを馳せ、手を合わせることができる場所です。

(画像=<石畳の参道>、『たびこふれ』より引用)

(画像=<北条政子・源実朝の墓への案内板>、『たびこふれ』より引用)

(画像=<緑の深い道を進みます>、『たびこふれ』より引用)

(画像=<北条政子の墓>、『たびこふれ』より引用)

(画像=<源実朝の墓>、『たびこふれ』より引用)
寿福寺
住所:神奈川県鎌倉市扇ヶ谷1-17-7
JR鎌倉駅西口から徒歩10分
電話:現在電話での問い合わせは受け付けていません。
寿福寺を後にして、鎌倉駅方面へ向かいます。寿福寺から鎌倉駅西口までは徒歩10分。まもなくゴールです。

(画像=<寿福寺を出て右手に進みます>、『たびこふれ』より引用)

(画像=<途中には、風情ある蔵の建築物も>、『たびこふれ』より引用)