みなさんこんにちは!ひさみつです!

今回は北海道旅行でも大人気の観光スポット、小樽市についてご紹介します。

目次

小樽ってどんな街?

小樽市は札幌から北西に約40km離れた場所にある、石狩湾に面した北海道の湾口都市です。人口は約12万人。主にガラス細工やオルゴール、海鮮、ワインなどが人気の観光地として知られています。

現在では人気の観光地として知られる小樽ですが、その歴史は北海道史の中で重要な役割を担っています。

北海道開拓期では「ニシン漁」、「石炭輸送」、「ロシアをはじめとした海外との国際貿易拠点」として急速な発展を遂げました。明治~昭和にかけては多くの金融機関が店を連ね「北のウォール街」として栄えました。
 

たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)

こちらは小樽の有名な観光スポット「小樽運河」です。

1923年(大正12年)。小樽の発展に伴い、港で受け取る荷物を倉庫の近くまで直接運べるように、海面を埋め立てて作られました。

小樽はそんな歴史からか、異国情緒が溢れ、大正昭和初期の街並みが残されている街として、北海道内外から高い人気があります。

札幌から小樽へ向かおう!

札幌から小樽へ向かう方法をご紹介します!

JR

所要時間は快速エアポートで約32分。各駅停車で約50分。(片道750円)
 

たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)

写真はJR小樽駅。

レンタカー・車

高速道路で約50分、一般道路で約1時間10分

バス

「JR北海道バス」「北海道中央バス」の二つの会社を利用できます。(片道680円)。

堺町通り商店街で小樽を楽しみ尽くそう!

たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)

小樽運河から徒歩数分の場所にある堺町通り商店街は、昭和58年に「北一硝子」という硝子工芸品店の開店をきっかけに始まり、昭和61年以降の小樽観光ブームに伴い拡大し、現在は多くの観光客で賑わう小樽の人気観光地になりました。約900mの堺町通りに約70軒以上のお店が立ち並びます。

>>>境町通り商店街の情報はこちらから
 

たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)
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(画像=たびこふれより引用)
たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)

今回は小樽の魅力である「海鮮系」「オルゴール」「硝子工芸品」「人力車」などに焦点を当て実際に足を運んで楽しみ尽くしてきました!

なんと堺町通り商店街さんにもご協力いただけて、実際に働くスタッフさんのお話も聞けたので、小樽の見所とともにご紹介していきます!!

まずは腹ごしらえ!「タケダのザンギ」で北海道のソウルフードを味わう!

ということで最初にやってきたのは「タケダのザンギ」さん。
 

たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)

と、その前に皆さん「ザンギ」ってご存知ですか?

「ザンギ」とは北海道の名物の郷土料理で、本州でいう「唐揚げ」の一種です。

そのルーツや由来、定義には諸説ありますが、「醤油・生姜・卵・ニンニク・酒などを漬け込んだ鶏肉を揚げた、醤油味が強い唐揚げ」というのが一般的らしいです(ひさみつ調べ)。

「タケダのザンギ」はそんな北海道のソウルフードであるザンギをはじめとした、揚げ物や串物を販売するお店です。

お店の前と通り過ぎるだけで、美味しそうな揚げ物の匂いが漂います。

そして名物の「タケダのザンギ」を頼みました!
 

たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)

カリッとジューシーな味わいで、揚げ物なのに脂っこくなくてパクパク食べられます。このボリュームで500円とお手頃価格。
 

たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)

お話を伺ったお店の方曰く、「ザンギは油で揚げるんじゃない。心で揚げるんだ!」とのこと。熱い想いが籠ったザンギ、美味しくいただきました。

小樽の街並みを人力車で!風情を感じながら観光スポットを巡ろう!

たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)

ノスタルジックな風情あふれる小樽に似合うのがやっぱり人力車!小樽を知り尽くした俥夫(しゃふ)が人力車で小樽を案内してくれます。
 

たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)

特別に乗せていただきました。実際に体験してみると、視界が高くなるので見える景色が全然違います。風を切る速度が気持ちよかった!

俥夫さんは小樽のことを知り尽くしていて、利用すればおすすめの観光地や隠れスポットも教えて貰えるかも!?
 

たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)

料金や利用方法はこちらからご確認ください。
>>>小樽人力車えびす屋

世界に一つだけのオルゴールを作ろう!小樽のオルゴール屋「海鳴楼」へ!

たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)

続いてお邪魔したのは小樽のオルゴール屋さん「海鳴楼」さん。
 

たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)
たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)

こちらのお店の魅力はなんと言っても、400曲以上ある豊富な楽曲の中から曲を選ぶことができて、自分好みの箱やアクセサリーを装飾することで、世界に一つだけの、オリジナルオルゴールが作れてしまうことです。

オルゴールも手回し式、ゼンマイ式など豊富な種類があり、別注でオーダーメイドのオルゴールを作ることができるそうです。
 

たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)
たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)

上の写真は手作りオルゴールの完成サンプルです。

小樽といえばオルゴールのイメージがあります。

それは小樽が観光で賑わう以前のこと。大正昭和初期のノスタルジックな雰囲気に、アナログのオルゴールの音がきっと似合うだろうと少しずつ広がっていったそうです。
 

たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)

お話を伺った海鳴楼の塚原さん。

デジタル音源が増えてきた中で、アナログのオルゴールの良さを広めたい。世界に一つだけのオルゴールを作って、自分へのお土産はもちろん、大切な人へ贈り物としても是非検討してほしい。と熱く語って下さりました。

北海道と言えば海鮮丼でしょ!!小樽の味が詰まったポセイ丼を食べよう!!

北海道と言えば海鮮丼ですよね!小樽に来たら是非とも食べてほしいのが、「海鮮丼屋 小樽ポセイ丼」さんの海鮮丼!
 

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(画像=たびこふれより引用)

その中でも特におすすめなのが名物の「ポセイ丼」です(上の写真)。

まぐろ、ウニ、帆立、サーモン、カニ、いくら、とびっこ、ねぎとろ、エビといった小樽の味を一杯に込めた一品。鉄砲汁付きで2,200円でした。

>>>ポセイ丼HPはこちらから
 

たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)

店内の様子。
 

たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)

元気なスタッフさんが笑顔でお出迎えしてくれました。

まだまだ魅力的なお店がたくさん!利尻みのやはユニークな商品がたくさん!

海鮮丼をお腹いっぱい食べて、その後向かったのは「利尻みのや」。北海道でも珍しい昆布専門店です。北海道の昆布を使った様々な商品が販売されています。
 

たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)

個人的におすすめなのは「ホラ吹き昆布茶」という商品です。お湯に入れるだけで美味しい昆布茶が楽しめます。
 

たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)
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(画像=たびこふれより引用)

店員さんにおすすめを聞いたところ、こちらの「湯どうふ昆布」を勧めていただきました。早煮昆布よりも早く煮える柔らか昆布だそうです。湯どうふと一緒に食べたい!

小樽といえばガラス!大正硝子館でお土産選び!小樽と言えばガラスが有名です。

大正の時代、漁業で使う浮き玉の需要が高まり、ガラス工芸が盛んに行われるようになったのがきっかけだと言われています。今回訪れた「大正硝子館」さんでは、アクセサリーや食器、お土産品まで、ガラスを使った幅広い商品が販売されています。
 

たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)
たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)

ガラス棒をバーナーで熱して溶かし、オリジナルアクセサリーを作る「とんぼ玉」を作る体験もできます。
 

たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)
たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)

店員さんも笑顔で接客してくださり、お店の雰囲気もとても素敵でした。

新型コロナウイルスの感染予防対策について

いかがでしたでしょうか?

最後に商店街を歩いていて気がついた新型コロナウイルス対策についてまとめていきます。
 

たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)

まず、各お店の入り口には、アルコール消毒液が設置されていました。
 

たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)
たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)

同様に、手洗いやマスク着用、3密を避けるなど、訪れた人たちに感染予防行動を促すような張り紙も貼られていました。

また、今回は撮影用にマスクを外して撮影しましたが、お店の方達は皆マスク着用しながら接客されていました。

GOTOトラベルキャンペーンも実施され、北海道を旅行される方もいらっしゃると思います。

  • 少しでも発熱や風邪症状、味覚異常など、「おかしいな?」と思うことがあれば無理して観光をしない。
  • 3密を避け、手洗いや手指消毒、マスク着用など、感染予防対策を徹底する。
  • 換気の悪い屋内で会話を伴う食事は避ける。
  • 可能であれば土日祝日など、混雑しそうな日にちや時間帯を避けて観光を楽しむ。

    など、感染拡大を防ぐために、ひとりひとりが意識していくことが大切かと思います。

    観光省と国土交通省が発行している「新しい旅のエチケット」というページもご参考までにご確認ください。

    そして最後に、一番大切なことは、感染予防行動を取りながら「その土地を楽しむ」ことだと思います。その土地が好きで、その土地に来た人に楽しんでもらうことに人生をかけたような人たちが、観光地にはたくさんいます。

    同時に、その人たちにも生活があり家族や大切な人がいます。地方で感染を拡大させないために、そして地方の観光や産業を守るために、今、私たちひとりひとりの意識が問われていると思います。

    最後湿っぽくなってしまいましたが、これにて終了!小樽はとっても素敵な街で、僕もよく訪れる大好きな場所です。

    この記事をきっかけに、少しでも多くの人に小樽の魅力が伝われば幸いです。
     

たびこふれ
(画像=たびこふれより引用)
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(画像=たびこふれより引用)

文・写真 ひさみつ/提供元・たびこふれ

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