アジ・サバが消滅!?
時合いを少し長めに粘って、その後はアジングに切り替えるのが私の泉南の釣り方だ。
しかし10月、なんと最盛を迎えようというこの時期に、私の持っているいくつかのポイントから、アジが姿を消してしまった。隣り合ったアングラーに訊いてみても、「おかしいですよね」という苦笑交じりの返答がかえってくる。これはどうしたことだろうか。
海釣りでは、アジが少ないと何かと困る。アジがイカのメインベイトとなり、そのイカやアジがまたタチウオのメインベイトとなり……という食物連鎖を築くからだ。まあどこかには隠れているのだろうけれど、その姿を追えないのは辛い。アジングのポイントを今から作り直すのはちょっと大変だ。
ちなみにエギングアングラーに訊いても、イカの反応も晩夏と比べると渋くなっているらしい。
メバルとも出会えず
少し早いが、メバリングも試してみた。岩礁帯をプラグで引き、消波ブロックをワームで横引き、セオリー通り漁港の明暗をワームでふわ釣り。すべて返答なし。アーリー・メバルは決して反応が悪い魚ではないので、まだ口を使わない水温ということなのだろう。
たまーに出会うのはカサゴくん。まあ、相手をしてくれるだけでもいいか。
![10月の大阪泉南の陸っぱりルアーゲーム釣況 冬への端境期にて渋め?](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/11/4cfe181fbf80619e34a71f1941d5e09c.jpg)
今後の展望
この微妙な海況。まあ端境期というべきだろう。順調に釣れている海にも、こういう煮え切らないタイミングが必ず訪れるものだ。これから冬にかけて、少なくとも水温が15℃以上を保つうちは悪くなるはずはないので、楽観的に考えたい。おそらく11月には、回遊魚も最盛を迎えるだろう。引き続き、基本的にはアジを探りにできる限り通っていきたい。
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<井上海生/TSURINEWSライター>
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