ゴールドウインが展開する「ニュートラルワークス.(NEUTRALWORKS.)」は11月11日、海の産業廃棄物である漁網から生まれた「フィッシュアンド(FISHAND)」シリーズの発売を開始した。
循環型素材のリサイクルナイロンを使用した本シリーズは、20年以上にわたりサーキュラーエコノミー(循環型経済)を実践している再生素材メーカーのリファインバースなど複数のパートナーによって実現した。海洋汚染の原因である廃棄漁網を北海道で回収し、愛知の工場で裁断、洗浄、加工。最終工程は山形県の米富維でざっくりとした編み目のローゲージに仕立てながら、可能な限り目の詰まったニットへと生まれ変わらせた。
今回「フォッシュアンド」シリーズから発売するセーターは、漁師へオマージュを込めて過酷な海の仕事で着用されてきた「フォッシャーマンニット」をベースにデザイン。特徴的な両畔編みのローゲージニットで、立体感のある豊かな表情を再現している。また、同時に発売されるカーディガンは、漁網を表現したケーブル編みでオーセンティックなデザイン。防寒を目的としたハンドウォームポケットが付属しており、ボタンなども全てリサイクル素材を採用している。
本シリーズは日比谷、恵比寿の「ニュートラルワークス.」の店舗及びその他の限定ショップ、オンラインショップにて発売中。価格はセーターが27,500円、カーディガンが30,800円。
文・岡本湧/提供元・SEVENTIE TWO
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