都心に一番近い外房と言われる片貝。高速を利用すれば約1時間半と、日帰りの観光や釣りなどマリンレジャーにはうってつけの場所だ。広大な九十九里浜の海岸で、太平洋の雄大さを存分に満喫できるだろう。「せっかく海に来たのだから釣りでも」という人には、関東最大級の海の釣り堀である九十九里海釣りセンターがオススメ。
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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 坂本康年)
九十九里海釣りセンターで五目釣り
魚釣りが初めてという人でも、ここでは心配無用。道具からエサ、氷に発泡クーラーまですべて完備されており、釣り方がわからなければ、凄腕のスタッフが教えてくれる。
また、同センターはたくさんの魚種を放流することで知られている。メインはマダイだが、活発にエサを追う1kg以下のクラスを大放流。さらに、豪快な引きを見せる青物も魅力で、現在はワカシからイナダ、イナワラ、ワラサ、ブリと、大小交じりで放流中。オーナーの話では15t仕入れたということで、しばらくは青物三昧を楽しめそうだ。
10月29日(土)も、朝イチと途中放流の際は、まさに入れ食い状態。園内のあちらこちらで竿が曲がり、多くの人が強烈な引きを堪能していた。
千葉市の高嶋陸くん(9歳)は、ワラサ2尾とマダイ5尾をゲット。お父さんの力を借りず、一人ですべて釣り上げた。
![関東最大級の陸上型海水釣り堀でブリ族大量放流中 家族や仲間と満喫](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/11/20221111kt2302.jpg)
柏市の大塚礼慈くん(10歳)も、お父さんの力を借りずにワラサ2尾。
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マダイ&青物にイシダイも登場
成田市の子安隆さんは、デカイ魚を釣りたい一心で来場。まさに念願叶う釣果に笑顔満開。
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東村山市の藤山一家3人は、全員が1尾ずつワラサをゲット。お母さんは高級魚イシダイまで釣り上げ、夜は魚一色の豪華晩餐になりそう。
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珍しいターゲットのイセエビも
マダイや青物のように竿を絞り込む魚もいいが、マニアック派にはイセエビ狙いがオススメ。繊細な釣りだが、「アタリがあっても簡単には釣れないのがいい」と、この釣りに入れ込む人は少なくない。
当日は狙う人があまりいなかったが、墨田区の長澤珠希さんはほかの人が釣るのを見て初挑戦。女性で狙う人はあまりいないらしく、オーナーとスタッフもアドバイスを送る。何度かのバラシを経て本命をゲット。釣った魚で夜はバーベキューの予定があるらしく、「もっとみんなの分も釣らないと!」と奮闘していた。
連日大放流が行われているので、家族や友だち同士で釣って、楽しんで、食べて、満足してもらいたい。
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<週刊つりニュース関東版 坂本康年/TSURINEWS編>
九十九里海釣りセンター