第4章「プライヴェートな生活の記録 Family Life」
ミュシャは、身近な人々と生活を写した写真家としても知られている。この章では、ミュシャが撮った写真から、私的な家族や友人たちとの生活を紹介。
また、ミュシャが芸術家になる前、学生時代のノートに走り描きされた素描や、初恋の人に対する純朴な気持ちなどを表現した素描など、ミュシャのきわめてアンティーム(親密)な世界をあわせて紹介。
第5章「唯一無二のオリジナル作品 Original is only one 」
チマル・コレクションの魅力は、なんといっても、一点しか存在しないオリジナル作品を多く所蔵している点。なかでも、イヴァンチッツェ、ウィーン、ミクロフで描かれた初期の作品群はきわめて貴重であり、ミュシャの早熟な才能を示すものだ。
また、ミュシャが手がけた『おばあさんのお話』(クサヴィエ・マルミエ著)の挿絵の原画6点も、一か所にまとまって存在するものとして貴重である。さらには、ミュシャ晩年の重要な仕事である《スラヴ叙事詩》のための習作も含んでいる。この章では、素描、油彩など、これら貴重で魅力的なミュシャの直筆作品を紹介。
ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者
会場:美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
会期:2023年2月17日(金)~ 3月26日(日) 会期中無休
開館時間:10:00~19:30 (入館締切閉館30分前)
※新型コロナウイルス感染症の状況により、変更する場合がある。
入館料(税込):一般1000円(800円)/高・大学生800円(600円)/小・中学生600円(400円)
※( )内は前売料金。「障害者手帳」を提示の本人と同伴者1名は、当日料金より各200円割引。2023年1月5日(木)から2月16日(木)まで前売券販売
販売場所:同館チケット窓口(休館日を除く)、駅ビルインフォメーション、チケットぴあ、ローソンチケット
主催:美術館「えき」KYOTO、MBSテレビ、京都新聞
(IKKI)