携帯電話の通信規格は、いまや5Gが主流になりつつある。新しく発売されるスマホはどれも5G対応だ。そのようななか、2022年11月14日にソフトバンクは、2024年1月31日に3Gサービスを終了すると発表した。高速で高品質な4Gや5Gのサービスが普及したことを理由としているが、まだ3Gのみにしか対応していないガラケー・スマホを持っている人は多くいる。今回は、ソフトバンクの3Gサービス終了とともに携帯がつながらなくなったという悲しいことにならないために、今後どうすればいいのかを解説します。

3Gサービス提供が終了したら、どうなるのか?

ソフトバンク3Gサービス24年1月31日終了へ – 3G回線ユーザーの対処法とは?
(画像=3Gサービスが終了したら、対応ガラケーからの通話やメールはできなくなる、『オトナライフ』より引用)

ソフトバンクが3Gサービスの提供を終了すると、3Gのみ対応の端末は音声通話やメール、データの送受信ができなくなる。同社の回線を利用する「ワイモバイル」と「LINEMO」も同時に3Gサービスを終了するので、これらのユーザーも影響を受けることを覚えておいてほしい。しかし、電話帳や写真などのデータが消えてしまうわけではないので、そこは安心していただきたい。

「au」は、もうすでに2022年3月31日にサービスを終了し、「ドコモ」も2026年3月31日に3Gサービス終了予定だ。先陣を切ってサービスを終了したauは、3G携帯は自動解約となったが電話番号とメルアドは無料で保管された。2022年4月以降に同じ電話番号でauの4G LTEや5Gのプランに新規契約する際は、事務手数料が無料になるなどの措置がとられた。

ソフトバンクの3Gサービス終了は、2024年1月31日とまだ先なので、停波後の特別措置などはまだ発表されていないが、それまでに4G/5G対応の端末に機種変更しておくことをオススメしたい。

対応端末を持っている場合の対処法は?

ソフトバンク3Gサービス24年1月31日終了へ – 3G回線ユーザーの対処法とは?
(画像=3G回線ユーザーには負担が少なくスマホに機種変更する手厚いキャンペーンがある(画像は「ソフトバンク」公式サイトより引用)、『オトナライフ』より引用)

ソフトバンクは、4G/5G対応機種への機種変更を推奨するとともに、そのためにさまざまなキャンペーンや特典を打ち出している。現在も実施されている「3G買い替えキャンペーン」の対象機種を2022年11月16日から拡充。対応スマホに機種変更すると、ソフトバンクショップでは端末代が割引に、全国に7店舗ある直営店では0円になる。

また、同時に4G/5G対応プランへのプラン変更を行う場合、事務手数料を無料とする特典も提供。さらに60歳以上で「スマホデビュープラン+」に加入した場合は、通常月額1,980円の国内通話かけ放題のオプションが月額880円に割引される「60歳以上通話おトク割」も適用される。

もしかすると、どうしてもガラケーからスマホに変えるのに抵抗がある、という人もいるかもしれない。実はソフトバンクでは最新機種のラインアップにガラケーもそろえており、スマホデビューしたくない人はガラケーからガラケーへ機種変更することも可能だ。詳しくはこちらの記事を参考にしてほしい。

2002年12月の開始以来、21年に渡って続いたサービスも終了すると聞くと、時代の流れを感じざるを得ない。まだ先とはいえ、あと1年なんて、あっという間に来てしまうかも。機種変更を何年もせずに端末を大事に使ってきた人、そのような家族がいるなら、一度、3Gのみ対応の端末かどうかを確認したほうがよいだろう。

引用元:3Gサービスを2024年1月31日に終了【ソフトバンク】

※サムネイル画像は(Image:​「ソフトバンク」公式サイトより引用)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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