38cm頭にマダイキャッチ

航程20分で瀬木寄瀬に到着。「水深21m。始めてください」と合図があった。ハワせた仕掛けをゆっくり巻き上げた瞬間、アタリがあり小ダイのダブルだ。次投もすぐアタリ。早アワセせず待ってハリに乗せる。

元太郎さん、長尾君も順調に釣っている。小ダイの釣果を重ねるなか、久しぶりに強い引き。ワクワクしながら巻き上げるが、20cm強のベラのダブルだった。10時30分前、船頭から「型が不満です。移動します」と説明があり、小移動となった。

5分後に再開。直後に「すごい引きです」と長尾君が真剣にやり取りをしている。何と2年生の3重連。私にも良型がヒット。タモを用意するか迷うくらいの引きで上がったのは30cmジャスト。周囲を見ても型が明らかに良くなった感じだ。

船内ではツバスやサンバソウが上がっている。そんな折、ゴンゴーンと大きくサオが引き込まれた。瞬間にタモが必要だと感じる。グングングンと三段引き。中乗りさんがタモを構えるなか、上がったのは38cmのマダイ。ピンク色が美しい。

30cm級良型カワハギ顔見せ

続いて元太郎さんにも大きなアタリ。手巻きで慎重にいなしている。茶色の魚体が水面下に見えた。30cm近い良型カワハギだ。

伊勢湾ウタセ五目釣りでマダイに良型カワハギ へダイの入れ食いタイムも大判カワハギもゲット(提供:週刊つりニュース中部版APC・鬼頭佳嗣)

しばらくして私にも良型がヒット。ヒザを曲げて腰を落としつつゆっくり対応し、大きなカワハギを手にした。午後12時30分を迎えるころには、高活性も収束し、この時点でキープ40匹。水分補給とトイレなどでひと息ついて、午後1時の沖上がりを迎えた。

釣果はキープ42匹と大漁。最初の30分ほど食い渋っただけで、残りの時間はずっとアタリが続くような高活性を楽しむことができた。

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<週刊つりニュース中部版APC・鬼頭佳嗣</TSURINEWS編>

▼この釣り船について
まとばや
出船場所:師崎港
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年11月11日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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