『べタ底練りエサ』で釣り開始
とりあえず様子を見ながら、大ゴイで練りエサを作り、べタ底で釣り開始だ。今年6月に小物釣りで来た時にもコイが数尾集まる状況を見たことがあるので、それなりにアタリがあるだろうと期待を込めてアタリを待つことに。
何ごともなく1時間が経過
アタリが遠く、エサ持ちがよすぎて時間の経過が長く感じる。沈黙のまま1時間が経過。このままでは何事も起こる気配がなく、釣りを次の段階に移行させることにした。
パンまき開始
食パンを小さくちぎり、周囲に細かくまいていくのを繰り返す。ベタ底練りエサに反応もないままパンまきを5分程度したところで、視界左側を見るといつのまにか水面に大きな波紋がでていた。間違いなくこれは大チャンス到来である。
本命が寄ったところで仕掛けチェンジ
周囲では2尾のコイがパンを食べており、『この期は逃さない!』と気持ち急ぎめに、仕掛けをぱんぷか仕掛けに交換する。これでパンの耳側をちぎりハリに付けて浮かせて待つと、本命が近くに寄ってきた。
本命とのバトルに勝利
そして『掛けられるか掛けられないかのドキドキの瞬間』が訪れる。ガボッ!っとパンに食らいついた瞬間アワセをくれると、竿が満月にしなる。バレるなよ~と心の中で自制しつつも、確かな大物の手応えで心地いい引きを堪能すること2分間、なかば強引に寄せてタモに納めて勝利だ。
記念撮影と嬉しい瞬間
その様子を見ていた通りがかりの方々から次々とお声掛けして頂いた。釣れたコイの写真撮影をしつつサイズを測ると、70cmと満足サイズだ。素直に嬉しい1尾が出てくれたので、心が満たされ感謝してリリースした。
その後はないが満足して納竿
そしてその後は警戒したのかパンまきには寄らず、練りエサに戻すもアタらずであったが、状況的に釣れてくれただけでもよしとしたい。コイ師も他に2人居たが、声掛けすると厳しい状況でアタリがないと教えてくれた。
同地常連さんのお話に納得したところで納竿する判断をし、今日は帰宅することにした。手軽に楽しめる公園コイ釣りにまた時間を見つけて釣行したいと思う。
コイを釣るために努力したこと
最後に同地お初のコイチャレンジで、コイを釣るために努力したことを紹介する。
2通りの釣り方を用意した
『ベタ底練りエサとぱんぷか』の2通りの釣り方であれば釣れるのではないかと、釣行計画中に思案していた。釣り方として現地を巡回した際に浮いてればパンで、浮いてなければ練りエサと決めていた。
ベタ底練りエサで様子見しつつもパンまき
ベタ底練りエサから開始して様子を見たが、音沙汰なく釣れる雰囲気もないため静かに様子を見ながらパンまきをしたことが本命を寄せる要因にもなったようだ。沈黙あっての寄せ効果がそれなりにもあったのだろう。
パンぷかバイト瞬間を捉える
パンぷか釣りはコイが食パンに寄り、食べる瞬間にいつもこちらがドキドキしてしまうが、とにかくバイトの瞬間が重要だ。今回はわりと警戒心なくばっくりと食べてくれたので、しっかりと掛かってくれた。迫力あるあの瞬間の映像はやはり脳汁たれまくりで、イイ意味で記憶に残ってくれて次回釣行の励みにもなる。
<なおぱぱ/TSURINEWSライター>
浮間公園