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明治安田生命J2リーグ・大分トリニータは、ブラジル人MFペレイラ(25)の完全獲得にむけて動いているようだ。15日、ブラジルのラジオ局『ラジオ・バンデイランテス』が報じている。
ペレイラは昨年2月、ブラジル1部アトレチコ・ゴイアニエンセから大分トリニータへレンタル移籍。来日1年目は出場機会に恵まれなかったが、レンタル期間延長により残留。今季はJ2リーグ35試合で先発出場して5ゴールをあげるなど、昨季から一変守備陣の中心選手として活躍していた。
そんなペレイラの取引については、昨年2月の交渉成立時に大分トリニータがアトレチコ・ゴイアニエンセにレンタル料100万レアル(当時約2000万円)を支払っているほか、同選手とアトレチコ・ゴイアニエンセの契約は今年12月までと伝えられている。
『ラジオ・バンデイランテス』の報道によると、大分トリニータはペレイラの完全獲得にむけて、アトレティコ・ゴイアニエンセとの交渉を進めており、年内でのクラブ間合意を望んでいるとのこと。移籍金は発生しないものの、現在は大分トリニータが買い取る同選手の保有権の割合に関して協議が行われているという。
なお大分トリニータ所属選手では、すでに元日本代表FW金崎夢生(33)やブラジル人MFエドゥアルド・ネット(30)の退団が正式決定している。J1昇格が叶わなかっただけに主力選手のペレイラが残留するとなれば、大分トリニータにとって大きなプラス材料となりそうだ。